【まだ誰にも言っていなかったけど、私には1軍パンツの誇りがある】という話
ご自分のタンスに置かれているパンツすべてに、納得していますか?
その一枚一枚に、愛情を注げていますか?
そして、そのパンツを穿く自分に、誇りを持てていますか?
今日は、そんな話をしたいと思います。
「パンツ」がテーマですが、まったく色っぽいお話ではありません。すみません。
まずは、本文に入る前に、本日扱うテーマと言葉の定義について、皆さんと共通理解をしておきたいと思います。
※「パンツ」という表現について
ファッション業界では「パンツ」といえば、ボトムス(ズボン)を指すことが多いですよね。でも今日話す「パンツ」は、女性用の下着のことです。
一般的には「ショーツ」「アンダーウェア」「パンティ」などの言葉が使われています。いずれにしても、状況や文脈、相手に合わせて使い分けるのがポイント。今日は女性用下着=パンツで統一させていただきます。ご了承ください。
※各階層パンツの定義について
■1軍パンツ:普段使いで頻繁に着用する状態の良いパンツ。
■2軍パンツ:1軍パンツの洗濯待ちや、寝る時などに着用するパンツ。ブラだけ寿命が尽きて単体になったパンツもここに属する。
■エース級パンツ:パンツ界のトップオブトップ。パンツの中でも最高レベル。最も優れているという意味で使われるため、他階層のパンツよりも格段に良く、特別なパンツのことを指す。色、柄、ブランドなどを重視する他、デートや面接など大事な場面を迎える際に身に着けるもの。別名:勝負パンツ。

さて、本題です。
過去の投稿の中で、私は「パンツ一丁で全身写真と真顔を毎日撮る」ことにより、真実の己の姿と向き合うことの大切さについて書かせていただきました。
その際に、ひとつ重大な気づきがあったのです。
それが「パンツ問題」でした。
毎日、自分の写真を撮っていく中で、なぜか真っ先に目に飛び込んでくるもの。それは、自分の顔でも体型でもなく、パンツだったのです。
なぜか。
しばらく考えた末に、ふと気づきました。
たとえばちょっと気持ちが沈んだ日や、バタバタして余裕がない日。「まぁ、今日はこんなもんでしょ」という気持ちで、私は自ら2軍パンツを選び取っていたんじゃないだろうか、ということに。
ゴムがのびのび、生地ものびのびで、テンションの下がったパンツ。肌に馴染んだ生地は穿き心地が良くなって、確かに悪くはないのです。しかし、お腹もお尻も「まぁこれでいいか」と甘やかされ、自分自身の扱いごと、私は自分で自分を雑にしていたのではないか、と。
自分のクローゼットの中を確認してみました。
そこには明らかな“パンツのヒエラルキー”が存在していたのです。
無意識のうちに「1軍」と「2軍」に分けられたパンツ。まもなく1軍落ちするだろうと予想され、それでも2軍側に完全移行できず、真ん中に置かれた宙ぶらりんのパンツ。丁寧にサシェと一緒に置かれ、奥の方に眠るエース級パンツ。
同じパンツなのに、自分で階層を分け、序列をつくり、それを穿く自分自身のことも「1軍」「2軍」のレッテルを貼っていたのです。私は、ただパンツを分けていただけではなかったのだ——。現実を突きつけられ、ただ静かに目を伏せるしかありませんでした。
「自分を大事にする」選択をしたかったんじゃないのか。
自分を「雑に扱うこと」をやめたかったんじゃないのか。
スマホの画面に映る、裾のよれた二軍パンツの姿から、声なき訴えが胸にしみました。

下着でも、服でも、言葉でも、人間関係でも「まぁこれでいいか」という2軍の選択を積み重ねていったら、いつしか人生そのものが「まぁこんなもんか」になってしまう気がするんです。
もちろん、私は更年期ど真ん中の一般女性です。
毎日、ツルツルピカピカの、布きれがちょっとしかない、ペロンペロンでピッチピチのおパンツを履け!ということではないのです。
縫い目ゼロの、タグなしチクチク感のない柔らかな肌触り。穿いていることを忘れそうなほど、ラインレスの軽い穿き心地。ウエストや裾にゴムのない、ナチュラルなフィット感。そして、幅広い安心のサイズ展開と、カラーバリエーションの豊かさ…
そう
更年期のおなかと、おしりと、私を「1軍」にしてくれるパンツ。
それが、グンゼ。
パンツ一枚だって、「よし、これ!」って選びたい。
自分の人生を、1軍で生きていきたいから。
人生、もう2軍でいいだなんて、生き方をしたくないから。
私は、いつでも「これがいい」と言える自分でいたい。
その始まりが、1枚のパンツでもいいじゃないですか。
私はいつだって、1軍パンツ。
……これ、もうパンツ会社のCMにしてもらえませんかね。
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