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山裾風景経済圏(テリトーリオ経済圏)を考える

これからの地域づくりを考えるとき、都市と地方という対立軸はもう捨てたい。
自然・歴史・文化的につながりの深い、山裾の風景を共有し日常的に行き来する都市と農山漁村地域をひとまとまりの地域・テリトーリオとしてとらえていったほうがいいと思う。
そしてその風景を愛し楽しむ人たちとその風景を価値として生業を営む人たちがプレーヤーとなって、テリトーリオを基盤とする経済圏=山裾風景経済圏の確立をめざしたい。

★テリトーリオの範囲
・日常的に往来ができ、一定の経済的な結びつきがある範囲(市場や観光など)
・歴史的・文化的な一体感のある範囲(古道や信仰や宿場など)
・自然の繋がりのある範囲(山、森、川、海、地形地質など)
・農山漁村地域と都市的地域の両方を含む

■ 目指す姿
・山裾風景を共有し愛する都市と農山漁村が、生活と生業でゆるやかにつながり、どちらでも新しい産業が生まれている
・都市に住む人は、水や食料を生む山や川、農山漁村地域と様々な形でつながり、山裾風景の中でより豊かな都市生活を営んでいる
・農山漁村に住む人は、都市の機能と山裾風景を活用し、都市の人を支え迎える豊かな生業を営んでいる
・テリトーリオ全体の魅力に惹きつけられ、外から人や資金が流入している

■ コンセプト
○地続きの場所を歩く《テリトーリオ》
・遠くのあちこちの場所に行くより、日常の暮らしとつながっている場所を繰り返し訪れ、歩き、地に足の着いた仕事と暮らしを創る
・都市が農山漁村を支えるのではなく、相互に支えあう関係
○山裾風景を歩き大切にする《山裾風景》
・山裾は自然と人間社会の接点であり、様々な土地利用が行われ、新旧・美醜さまざまなものが入り混じり、人の営みとともに姿を変えていく場所である
・共通の風景とその中で紡がれてきた物語を共通の価値と考えこれからに生かす
○生業を維持し創る《生業》
・産業という形でなく、その地で生きていくための一つひとつの「生業」に焦点を当て、それが時代に合わせて続き、あるいは新しいものが生まれることをめざす
・テリトーリオ圏全体として外部とどうかかわるかを考える

■山裾風景経済圏における生業
山裾風景経済圏においては、以下のような「生業」が重要な役割を果たすと思うので、これを創り出す取り組みを考えていきたい!

① 新しい農場主(農業+α)
農業生産に加え、加工・直販・滞在などを組み合わせ、風景そのものを維持・更新する主体→ 風景の基盤をつくる
② 風景あじわい拠点(飲食・宿泊)
食・滞在・交流の場を提供し、風景を体験価値へと変換→ 風景を味わう場をつくる
③ 風景案内人(観光・教育・流通)
歩くことを中心に据えて風景の意味や背景を伝え、それに伴う流通も担い、域内・域外との接続を担う→ 風景を伝え、つなぐ
④ 風景づくり屋(土木・建設・造園)
山裾風景の基盤を創るという視点に立って、農地・歩道・小さな建築などの設計、施工を行う→ 風景の器をつくる

(図はChatGPT作なので細かいツッコミはナシで(^_^;))


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