娘の1歳半検診で、僕が話したのは6歳の息子のことだった。
こんばんは、しんやです。
今日は、先日行われた娘の1歳半検診に行ったお話。
まだ教室に他の子たちが残っている時間に、保育園へ娘だけを迎えに行った。
門をくぐりながら、なんとも言えない気分になる。
学生時代、何かの用事で一人だけ先に教室を出た、あの浮き足立った感覚に近い。
みんながまだ授業を受けている中で、自分だけ違う時間を生きているような。
◾️ 慣れた会場、慣れた顔
会場に着くと、案外いつもの顔ぶれだった。
歯科、内科、指差しでの発達確認。
小さな街に住んでいると、こういう時にありがたみを感じる。
担当してくれた先生も見知った人で、「大きくなったねえ」と娘の顔を覗き込んでくれた。
それだけで、肩の力がふっと抜けた。
身長も体重も順調で、ご飯もよく食べている。
特に気になる点はなさそうだった。
「お困りごとは?」に、僕は
「何かお困りごとはありますか?」
聞かれて、一瞬迷った。
娘のことを聞かれているのに、頭に浮かんだのは、なぜか息子の顔だった。
気づけば、話していたのも息子のことだった。
僕は一人っ子で、兄弟がいる感覚というものを、実はよく分かっていない。
だからこそ、二人の子どもにはなるべく平等でありたいと思ってきた。
でも4歳という差は、思っていたより重い。
お願いごとも、我慢させることも、どうしても兄の方に偏る。
妹はまだ善悪の判断がつかないまま、時々手が出る。
お兄ちゃんなら、やり返すことだってできるはずなのに、それをしない。
◾️ 崩れたレゴと、彼の静かな対処法
一生懸命組み立てたレゴを、妹が悪気なく崩してしまうことがある。
最初の頃は取り返そうとしていた彼が、最近は違う。
泣きそうな妹に、そっと別のおもちゃを差し出す。
しばらく違う遊びに気持ちを向けさせる。
怒りたい気持ちがないはずはないのに、それを表に出さない。
6歳児なりの、静かな折り合いの付け方だった。
◾️ 平等じゃなくて、公平でいい
特別扱いしすぎないように、同じ量だけ怒って、同じ量だけ褒めて、同じ量だけ抱きしめる。
そうやって「平等」を目指してきたつもりだった。
でも6歳と2歳を同じ物差しで量ること自体、そもそも無理な話だったのかもしれない。
体力も違えば、会話の成り立ち方も違う。
息子には息子の我慢があり、娘にはまだ、我慢という言葉すら届かない。
だとしたら、目指すべきは平等じゃなく、公平だったのだと思う。
同じものを、同じだけ与えることではなく、それぞれが今必要としているものを、必要な分だけ渡すこと。
息子が甘えたい時には、ちゃんと相手をしてあげたい。
娘の方は、放っておいても容赦なく甘えてくるのだから。
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