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大学病院だと生き抜く「覚悟」:インフレ時代の生存戦略10ステップ

■ 大学病院という名のジェダイ寺院に迫る危機
私は大学病院の本院という、いわば医療界のジェダイ寺院で、診療教授として日々、大腸早期癌の内視鏡治療に心血を注いでいます。内視鏡センター長として、若きパダワン(弟子)たちに技術を伝承する毎日は、誇りに満ちたものです。しかし、手術室の扉を一歩出れば、そこには過酷な現実が横たわっています。
大学病院のタイパ(タイムパフォーマンス)は、お世辞にも良いとは言えません。臨床、研究、教育という三重の責務に加え、管理業務や学会活動、無報酬の論文査読に追われる日々。時給換算すれば、外勤のアルバイト医師以下になることも珍しくありません。かつてのデフレ経済下では、この「献身」だけで中流の生活を維持できました。しかし、時代は変わりました。
現在、日本経済はデフレからインフレへと明確に転換しました。国が定める診療報酬はインフレのスピードに追いつかず、大学病院の財政を圧迫しています。優秀な人材を確保したくとも、人件費を上げる原資がない。そして、気がつけば私たちの実質賃金は目減りし、株高不況という奇妙な世界に取り残されています。
ジョジョの奇妙な冒険、第5部のジョルノ・ジョバーナはこう言いました。「覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだ。」
私たち医師、そして全ての給与所得者は今、この「覚悟」を問われています。労働のみに依存する資産形成は、資本収益率(r)が経済成長率(g)を上回るという、トマ・ピケティが指摘した残酷な真理( r > g )の前に屈服しつつあるのです。
■ 多忙な教授がなぜ「投資」という武器を手にしたのか
私は診療教授であり、センター長です。朝から晩まで内視鏡を握り、夜は若手の指導や論文執筆に明け暮れます。市場が開いている時間(ザラ場)にチャートを見る余裕など、1秒たりともありません。しかし、私は個人投資家として、着実に資産を右肩上がりに増やし続けています。
私のポートフォリオの約8割は、世界経済の成長を取り込むインデックス株式で構成されています。残りの2割は、不測の事態に備えた安全資産です。なぜ、これほどまでに多忙な私が、投資において確固たる結果を出せているのか。それは、私が「投資の真理は極めてシンプルである」という事実に気づいたからです。
鬼殺隊を支えた産屋敷一族の先見の明を覚えているでしょうか。彼らが代々築き上げた財があったからこそ、剣士たちは病魔(無惨)との戦いに専念できたのです。私たち医師も同じです。目の前の患者に「心を燃やせ!」と全力を尽くすためには、背後を経済的な盾で守る必要があります。
多くの投資のプロ、いわゆるアクティブマネジャーでさえ、15年以上の長期スパンでは市場平均(インデックス)に勝つことができません。その勝率はわずか10%以下です。ならば、私たちアマチュアが取るべき戦略は、プロが自滅していく中で、ただ「市場に居続ける」こと。投資は、華麗なショットを狙うプロのテニスではなく、ミスをした方が負ける「アマチュアのテニス(敗者のゲーム)」なのです。
■ 投資がもたらす「自由」という名の時間
現在、新卒医師が高収入を求めて美容外科の道を選ぶのは日常茶飯事となりました。過酷な外科医を志す若者は減り続けています。このままでは、高度医療の灯は消えてしまいます。
私は投資を推奨することで、安易な転科を勧めているわけではありません。むしろ逆です。投資によって「給与所得以外の収入源」を確保することで、金銭的な理由で当直やアルバイトに追われる日々を脱し、本来やりたかった研究や臨床に打ち込む「時間」を取り戻してほしいのです。
株式投資には、人生の主導権を自分の手に取り戻す力があります。投資の神様ウォーレン・バフェットが説くように、手数料の低いインデックスファンドに長期投資することは、大半の個人投資家にとっての最善解です。
■ 暗闇に道を開く10のステップ
これからお話しするのは、私が実践し、数々の名著や最新データがその正しさを証明している「一生お金に困らなくなる10ステップ」です。
こんな簡単なことで人生が変わるわけがない、そう思うかもしれません。しかし、実際にこれをやり遂げている人は驚くほど少数派です。
市場のタイミングを図る必要はありません。一度設定してしまえば、あなたが内視鏡を握っている間も、夜勤で眠っている間も、複利という名の魔法があなたの資産を育て続けます。
この「生存戦略」を知るコストは、休日のランチ代程度です。しかし、そこにはインフレ経済という荒野を生き抜くための、具体的な銘柄名と、夜間の成行注文だけで完結するアクションプランを詰め込みました。
覚悟はいいでしょうか。暗闇に道を切り拓く時が来ました。

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