ぶたとキツネ
暖簾をくぐって、広い池に滑り込んだ。
中には、先客のぶたのお姉ちゃん。
頭に茶色いタオルを乗っけて気持ちよさそうに目を閉じてる。
次に池に入ってきたのは、中くらいのぶたのお姉ちゃん。
頭にターバン巻いて、ゆっくり浸かる。
大丈夫だよ。溢れないから。
かけ流しだからね。
で、一番小さいぶたは、端っこに座って岩の上をチョロチョロ歩くアリを眺めては…こんなとこにエサないよ。
とつぶやいてる。
三匹の可愛いぶた。
同じ空間に、知らないぶたがつかず離れず息をしてる。
そんな中、金色と茶色の髪を振り乱したキツネが堂々と入ってきた。
キツネは、岩の上に寝転んで緑の木々を満喫。新緑を味わってる。
3体1。
次々にキツネが集合。
真ん中のぶたのお姉ちゃんは、居場所がなくなり、そ〜っと池から出ていった。
また、キュンキュンとキツネがやって来る。今度は、小さい子供のキツネも。
小さいぶたの私も、居心地悪くなって池にさよならした。
でも、大きいぶたのお姉ちゃんは、岩に伏して、キツネに背中を向けまだじっくり池の中で揺れてる。
さっき見た、金髪と茶色が混じったキツネが、オオカミに声をかけられ、2人の空間に消えてった。
キツネは、可愛いよね。
今日は、ゆっくり目を閉じよう。

なってしまった

たくさん食べてね
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