餅は餅屋。では私は何屋?
ピックルボールの練習会で、時々コーチ役をしてくれるA子さんがいる。
本職はプレーヤー。
レッスン経験はほとんどないけれど、少人数で教えてくれる貴重な機会だ。
先日は「ドロップショット」を教えてもらった。
※相手コートの手前に、ふわっと落とすショット。
これが上手くできると、ゲームの幅が広がる。
「上手くなりたい!」
ということで、3時間かけてみっちり教えてもらった。
ところが。
ゲームになると、やっぱりできない。
まあ、練習しながら慣れていくしかないな。
そう思っていた。
翌日、たまたま別のプロコーチのレッスンに参加した。
「あの、ドロップショットがうまくできないんです」
「じゃあ、まず打ってみてください」
3球打った。
コーチは言った。
「インパクトの時に、頭と目線をボールに近づけて、しっかり見てください」
やってみた。
できた💧
あれ? 昨日の3時間はなんやったんや?
このコーチ、3球、3分で私を修正した。
餅は餅屋である。
もちろん、A子さんも私の問題には気づいていた。
ボールが強く当たりすぎてしまう。
だからフォームを変えたほうがいい、と教えてくれた。
今思えば、それは彼女自身がやっているフォームだった。
一方、プロコーチは私のフォームを見て、私に合う修正方法を教えてくれた。
もしも
「姿勢を変えて」
と言われても、私はどう変えればいいのかわからないだろう
でも、
「目線をボールに近づけて」
と言われれば、自然に頭が下がる。
結果として、姿勢も変わる。
なるほどなあ。
できることと、教えられることは違う。
名選手が、必ずしも名監督になるわけではない。
自分が無意識にできてしまう人ほど、
「なぜできるのか」を説明するのが難しいこともある。
逆に、自分自身が試行錯誤してきた人だからこそ、
人に教えるのが上手いこともある。
仕事でもそうだ。
「自分ができる」と「人をできるようにする」は、別の技術なのだ。
さて。
私は何屋なのかな?
還暦近くまで重ねたキャリアはあるけどさ・・
