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ノンアル派の憂鬱

私は基本、一滴も飲めない。
だから飲まない。

私には飲む人に対して二つの謎がある。

① お酒そのものが美味いのか?

「旨い酒」という表現をよく聞く。
ということは、味として好きな人もいるのだろう。

② 酔った状態が気持ちいいのか?

これもよく聞く。

私は飲み会には普通に参加する。
ウーロン茶でも十分楽しい。

だから②が分からない。

楽しい雰囲気なら、お酒を飲まなくても楽しいから。

主人(ガチ飲み派閥)に聞いてみた。

すると、
「いや、それは違う」
と言う。

「些細なことでも、わーっと盛り上がれるのは酔っているからだよ」

なるほど。

でも、やっぱりよく分からない。
酔うってなんだろう?

主人は、
「飲まない人には気を遣う」
とも言う。

特に幹事のとき。
楽しめているかな? 退屈してないかな?

そういうことが気になるらしい。

それはありがたい。
でも、ちょっと申し訳なくもある。
私は普通に楽しい。
場が温まればテンションも上がる。

ただし。

脳のどこも麻痺していない。
だから、その場で起きたことはほぼ全部覚えている。
そして時々、ふと冷静になって場を分析している。

たぶん、そのあたりが違うのかね?

以前、美味いインド料理屋に行った。
その店はアルコールを出していなかった。

その話をしたら、
「ありえない」
と言われた。

そうか。
飲む人にとっては、お酒があるのが当たり前なんだ。

でも「当たり前」の概念は苦しい。
飲酒は正義
酒こそ全て
みたいな

だから思う。

誰か、一回夜にノンアル会してみない?
もちろん二次会付きで。

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