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「キラキラな人生」の妹に憧れる、平凡なわたし

妹に関する記事を書きだすと止まらないのですが…

都会でおひとり様として輝く、妹の生き方には憧れます。
何気ない会話にも引け目を感じてしまって。

なにしろ、

●「髪を切るなら表参道」
●「月一はネイルサロン」
●「私は自分にお金をかけることを惜しまないよ」
50代からプチ整形や歯科矯正をやってのける妹は、

「意識の高いポジティブな人生」

一方、パート主婦の私は、
●髪はセルフカット
●「しまむら」で洋服を買い
●自分よりは子供にお金をかける、

「平凡でつまらない人生…」

ずっとそんな風に感じていました。

でも、だんだん人生も終盤になってくるにつれ、
「地味な人生もまんざらではないのかも」
そう思えるようになってきたのです。

*****

私にとっては眩しすぎる妹の人生ですが、
妹には妹の、見えない努力があります。

「この前も〇〇さんと一緒に旅行したり、通っているジムにも飲み仲間がいてさ…」

詳しく話を聞くと、
妹の方がこまめに連絡を取り、お店を決めたり計画を立てたり。
「人付き合いにかけるエネルギー」がハンパないんです。

そこまでやれば、誰でも声をかけてくれるし、好きになって当然だろうと納得するほど。

それは、家族に対しても同じで、
すごく気を使ってくれる妹のことは、私も大好きです。

美人で明るく、話は上手いし面白い、
「いいところ」はめいっぱい褒めてくれます。

それでも、会話した後に残る、何とも言えない虚しさ。
決して同じ場所には立っていないんですよね。

妹の方が上の場所にいて、そこから
「すごいね」
「いいね」
と褒めてもらっている感じ。

常に時代の先を走っていて、一流を手に入れる為に努力するリアルなインフルエンサーのようで、全く追いつけません。


それでも、過去に一度だけ、私が妹に意見したことがあります。

妹が36才で離婚した時、余計なこととは思ったのですが、
「再婚した方がいい」と勧めたのです。

「今から仕事を続けても、最後は『肉体労働』になるかもしれないよ」

ところが20年後、監視の厳しい巨大な倉庫を歩き回って商品を集めていたのは、妹ではなく私の方でした。

こんなはずじゃなかったのに…

なので、今はつくづく思います。
何が良いかなんて誰にも分からない。
分からないからこそ、
自分が後悔しない生き方をした方がいいのかもしれないと。

私もあれから必死にもがいて、抜け出して。

結果はどうであれ、自分の気持ちを信じました。

そしてようやく、今は、自分の生き方に満足しています。

どんなに隣の芝が青く見えようとも、
自分の人生がちっぽけに感じられようとも

逆に、
どれだけ不運に見舞われ、苦しんでいる人がいようとも、

人の経験は、その人自身のものであり、似ていても同じではありません。 

私が50歳だった10年前、どうやって生きるかの情報源は、雑誌や著名人の本でした。

専門家の言うことを信じてみたけれど、時代の変化が早過ぎて、全てが予測でしかなく。

当時は誰も、
「専業主婦は今すぐ社会に出て、自分のキャリアを築いた方がいい」
とは言いませんでした。

それは今も同じです。

それぞれの世代が、新しい事態に直面して、新しい価値観を生み出している。

だからこそ、自分が信じる道を歩き続けるしかないと思います。

それが成功するかどうかはあまり関係なくて。

「自分の気持ちを軸に生きていくことが大切」なのだろうと、今はそう思っています。



📚マガジンにまとめています。


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