【頬車】臨床鍼灸師が実際に使う108のツボ|頬の奥に潜む無意識の力みをゆるめる
噛みしめるクセが抜けない日。
ストレスが続いたあとに、ふと感じる頬の奥の違和感。
朝起きたときに顎まわりがだるくて、なんとなく人と話すのが億劫になる。
そんな「なんとなくの不調」は、意外と放置されがちです。
でも身体はちゃんとサインを出しています。
そのサインに、シンプルに応えてくれる場所があります。
それが今回のテーマ、「頬車(きょうしゃ)」です。
顔の中でも特に分かりやすく、触れた瞬間に反応が出る。
いわば、“気づきやすい場所”です。
基本情報(位置と見つけ方)
読み:きょうしゃ
所属経絡:足の陽明胃経
位置:下顎角(えら)の前上方、咬筋の隆起部
見つけ方(実践的)
奥歯をぐっと噛みしめる
頬の横に盛り上がる筋肉を探す
その一番高いところが頬車
噛み締め癖がある人ほど、ここは分かりやすく硬くなります。
左右差が出やすいのも特徴です。

名前の由来・意味
「頬」はそのまま頬。
「車」は回転や動きを生み出すものを意味します。
つまり頬車とは、「頬の動きを生み出す中心」のような場所。
古典では歯車のように、噛む動作や会話の動きを支える存在として捉えられてきました。
実際に現代の解剖学的に見ても、この部位にある咬筋は動きの中心的存在です。
名前と機能が一致している、非常に理解しやすい部位といえます。
古典などでの扱い
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