1月18日 夜明けの出発、カセキの夢。三重を駆け抜けた至福の休日。
1月18日。
ついに、この日がやってきた。
まだ夜の帳(とばり)が下りている午前5時半に起床。高揚感をエンジンにして、僕たちは6時ちょうどに家を飛び出した。
午前7時半。予定よりもスムーズに三重県へ入り、立ち寄ったのは「道の駅 津かわげ」。
ここで出会ったのは、ご当地グルメの『津ぎょうざドッグ』だ。津市民にとって給食の定番だったという懐かしの味。揚げ餃子の香ばしさとボリュームが、早朝の身体に心地よい刺激をくれる。
8時半、開館前の「三重県総合博物館」に到着。
けれど、待ち時間さえも僕たちの「遊び場」だった。スマホの中では『ポケモンGO』とのコラボが始まり、博物館ならではのカセキポケモンたちが画面を埋め尽くす。限定チャレンジに没頭しているうちに、開館のベルが鳴った。
展示室では、太古のロマンとポケモンの世界が交差する。
カセキポケモンと実在した化石をじっくりと見比べ、存分にその世界観に浸る。お土産のグッズもしっかりと手に入れ、時計を見れば11時半。充実感とともに、僕たちは次なる目的地へ舵を切った。
13時、伊勢神宮に到着。
活気あふれる「おかげ横丁」で、まずは名物の伊勢うどんを。柔らかな麺と出汁の香りが胃を優しく温めてくれる。
その後、神聖な空気の中で参拝を済ませた。これが僕たちの、今年最初の初詣。後厄を迎えた奥さんは、真剣な面持ちで厄除けのお守りを授かっていた。
ここからは「食」の祭典だ。
お団子、熱々の小籠包、そして赤福本店でいただく出来立ての赤福餅。
「もうお腹パンパンだね」と笑い合いながら歩く時間は、何物にも代えがたい。気づけば16時半。楽しい時間は、光のような速さで過ぎていった。
帰路の途中、さらに少しだけ足を伸ばして「道の駅 奥伊勢おおだい」へ。
目的は、その少し先にある大台町に設置された『ポケふた(ポケモンマンホール)』。辺りはすっかり暗くなっていたけれど、夜の闇に浮かび上がるポケモンの姿を無事に見つけ出し、コレクションに加えることができた。
最後は土山サービスエリアで夜ご飯を済ませ、無事に帰宅。
朝の静寂から、夜の充足まで。
一秒も無駄のない、充実しすぎた一日。
「本当に楽しかった」
その一言を何度も反芻しながら、私たちは今日という特別な日を、心のアルバムに深く刻み込んだ。
