2026/1/11 愛される谷口
この日はバイトをしていた、私がやってるのはスマホのイベントでキャリアの変更を手伝うバイトだ。
そこで同期の焼肉末の谷口が、スマホの切り替えをしたいとなり、わざわざバイトを休み、私がいる千葉の稲毛のスーパーまで来てくれた。
片道1時間半もかけて。
今彼はソフトバンクのキャリアを使っていて、それをauのuqmobileに乗り換えようとした。
彼のキャリアの変更は昔も手伝ったことがある。いつもの調子で僕が必要なものを用意してauの方が登録をしてくれていた。
ただ未納料金1200円くらい見つかり、契約ができなかった。
ただ支払いをすれば契約できるのでこれ払った方がいいよと伝えると、「雄大君、現金持ってないもんで貸してくれませんか?」
まさかの1200円の現金も持ってなかった。
貸してあげて支払い済ませた後、また切り替えの登録をした。
ただなぜかまた審査に引っかかっていた。
スマホのキャリアの切り替えは審査というのがあり、審査センターで審査に引っかかると切り替えができない。
理由は全くわからない、また数ヶ月後に変更するときは審査が通ったりする。
あいつがわざわざ1時間半かけて来てくれていたのでどうにかしようと、あの手この手でやったが無理だった。
ただ彼は満面の笑みで「しゃーないもんで!
俺タバコ吸ってくるもんで!」と泣きそうな目で喫煙所に向かった。
その1時間後休憩の時間になり、谷口と一緒にご飯を食べることになった。
谷口は喫煙所にまだいた。
あいつは審査落ちたのが悔しかったのかその1時間ずっとタバコを吸っていたらしい。
タバコを吸いすぎて朝会った時より、若干顔も薄黒くなっており、めちゃくちゃタバコ臭くて、鼻だけではなくもう耳から少し煙が出てるようにも見えた。
近くにあった、魚べいに行った。
谷口に謝りながらご飯を食べた。
魚べいは他の寿司チェーン店とは違くてめちゃくちゃコメがうまい。
とにかくいろんな寿司を食って来まづいのを寿司で紛らわしたかった。
気まづい悲しげな顔してる。

ただ谷口はめちゃくちゃいい奴で、もう切り替えてくれていた。
「バイト休んだのも息抜きになったし、魚べい雄大くんと食べれてるし最高なもんで!」と
名古屋弁混じりの屈託のない笑顔で話しかけてくる。
こいつが皆んなから愛される理由がわかる。
こんな事になるならいつか僕が、新しいケータイのキャリアを作って、どんな人でも契約できる会社を作ろうと思った。
いつかピンキリモバイルやります。
谷口の笑顔を守るため!!
