第59話 三井ホームとの家づくりが静かに終わった日
こんにちは。
本日は、三井ホームとの打ち合わせの「その後」についてお話ししたいと思います。
前回のブログでも触れましたが、実はこの打ち合わせの予定日を私が勘違いしてしまい、前日に展示場へ行ってしまうというハプニングがありました。
当然、担当の営業さんは不在。
そんな失敗もありましたが、気を取り直して約束の日に改めてモデルハウスを訪ねました。
迎えてくれたのは、いつもの担当営業さんと営業アシスタントさんのお二人です。
まず、私たちが最初にお伝えしたのは、建築予定地が変わったこと。
義実家から、その隣の土地へと変更になった旨を報告しました。
驚かれるかと思いきや、お二人とも動じることなく、落ち着いて私たちの話に耳を傾けてくださいました。
ただ、その土地には「市街化調整区域」という大きな壁がありました。
原則として家を建てることができない区域。
そのため、建築可能かどうかを行政へ確認する必要がある点は、前回と変わりませんでした。
三井ホーム側からまずはそちらの確認をしてはどうか?と提案がありましたが、私たちは、その大切な調査を「三井ホームには依頼しない」という決断をお伝えしました。
理由は、家を建てるパートナーを心から決めてから、その一歩を踏み出したいと考えたからです。
万が一、調査をしていただいた後に他社で進めることになったら申し訳ないですし、逆にお断りしにくくなるという心理的な不安もありました。(……もしかすると、それも営業戦略のひとつなのかもしれませんが。)
「本当にお願いしたい」と思えるハウスメーカーと一緒に、土地の調査から二人三脚で歩んでいきたい。
もしその土地が難しければ、土地探しから一緒に頑張れるパートナーでありたい。
そんな私たちの意思を丁寧にお伝えすると、お二人はその考えを尊重してくださいました。
そして、次のステップとして「間取り提案」の準備に入ることになりました。
三井ホームが用意している「家づくり要望ノート」に自分たちの希望を書き込み、次回持参してほしいとのこと。
設計士さんとの日程調整をするという形で、その日の打ち合わせは短い時間で終了しました。
――しかし、その後、次の打ち合わせが行われることはありませんでした。
三井ホーム側からの連絡はなく、連絡を待っていた私たちからも連絡をすることはありませんでした。
明確なきっかけがあったわけではありません。
ただ、会話の中のわずかな空気感から、お互いに何かを感じ取っていたのかもしれません。
以前に経験した大きなトラブル以降、私たちの間にはどこか拭いきれない微妙な空気が流れていました。
三井ホームの建てる家の構造には、確かに魅力を感じていましたし、多くの気づきもいただきました。
けれど、「どうしてもここで建てたい」という強い確信までは、たどり着けなかったのだと思います。
自然な流れの中で、静かに幕を下ろすことになった三井ホームとの家づくり。
これもひとつの縁の形だったのだと、今は穏やかな気持ちで受け止めています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
