Photo by
maimaica
集塵トイレ【毎週ショートショートnote】裏お題
僕は酔っ払って歩いていた。気持ち悪さと若干の尿意でトイレを探した。すると、たまたま近くに公衆トイレがあったので、その公衆トイレに飛び込んだ。
トイレに入ると、いつもより便座が小さく感じた。掃除機の吸い込み口を上にしたような形をしている。
「うわ、この便器ちっちゃ!この便器ちっちゃ!」と誰もいないトイレで2回声に出してから、我慢できずにその吸い込み口に向かって放尿した。その吸い込み口はそれに反応して、ものすごい勢いで吸い込み始めた。
そして、体全体が吸い込まれそうになったけれど、さすがに体までは吸い込まれなかった。
僕は公衆トイレから飛び出した。
その時、その公衆トイレに入ってこようとした粉末星人から声をかけられた。
「ここは粉末星人専用トイレですよ。粉末星人の排泄物は粉末だからこういう『集塵トイレ』なんです」
この宇宙コロニーは様々な星人が居住していた。
コロニーの街中の公衆トイレは星人ごとに違う形のトイレになっていたのだ。
(410字)
たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。
※推敲なしです。
*この記事は、以下の企画に参加しております。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートお願いいたします!執筆活動費にさせていただきます。