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【時事ネタ】たまには主張の違う新聞記事を読んでみた①~宏池会、就労ビザ、国旗、ホルムズ海峡

恒例と化している「たまには自分と主張の違う新聞記事を読んでみた」の会です。毎度ながら 「なるほど」と思うところもあれば、「いや、それは違うだろう」と首をかしげるところも。 そんな小さな違和感や発見を、今回はそのまままとめてみました。それでは早速本編へと進めて参りましょう。


宮沢首相と宏池会について思うこと

宮沢喜一氏の日録を見て気づくのは不都合な真実を消さなかったことだ。蔵相辞任の原因となったリクルート問題についても、社長と面談した記録が残されていた。だから史料全体を信用できる。人物自体への信頼にもつながる。事実をゆがめる人ではない、と。

朝日新聞夕刊「素粒子」2026.6.12より抜粋

確かに宮沢元首相は律儀な方だと思います。英語も堪能で非常に頭の良い方だったそうですが、そういったご自身の才能と国のリーダーとして内閣の大臣たち、官僚たちを使いこなすマネジメント力とはイコールではないような気もします。実際、首相として活躍されたかというと・・・どうなんでしょうか?

事実、宮沢政権末期に河野談話が出されたり、結果、自民党は下野して細川連立政権が誕生するという、自民党としてはなかなかの屈辱的な出来事だったはず。

やはりお公家さん軍団と揶揄される宏池会が政権を担当すると・・・どうなんでしょう?どこか諸外国に弱腰外交、国内についてもなんとなく弛緩した印象を持っています、個人的には。

ですので、回顧録で事実をゆがめないから素晴らしい、というよりは、その当時に対し忸怩たる思いがあるからこそ、正確に印し、こんな大変だったんだ、自分のせいだけではないんだ、と仰りたいのかな・・・なんて思ってしまいました。


外国料理店と就労ビザ値上げ問題について

今の日本も「外国料理店はビザ目的の偽装店舗」といった言説がある。憎悪を爆発させるガスがたまっていないか。

同上2026.6.16より抜粋

うーん、これもどうなんでしょう?ビザ更新額が値上がったことで、店を閉めるという料理店の話が出ていますよね。さらには料理人として入国し、就労ビザを取得しながらも、実際には別の仕事に就いている・・・なんていうい話も。

ですから、一概にこの言説は誤りではないのかな、と。その証拠に、似たような店構えの外国料理店って結構ありません?店の入り口全面にメニューと写真が貼られ、中がよく見えない設えのお店とか。

私自身、外国人を疑うというより、制度の設計が疑念を生みやすい構造になっているのでは、と感じています。そういう意味では「憎悪のガス」
はそれほどではないですが、そのあたりについて「疑問のガス」は溜まっています(笑)。


国旗損壊罪と表現の自由、そして国旗を敬愛する人の気持ちへの配慮

破れた国旗を掲げるのと同じように、法律を作って抗議の手段を封じることにも政治性はある。(中略)お仕着せの日の丸愛と、日本代表の健闘に弾む心を比べてみる。

同上2026.6.17より抜粋

繰り返し論じられていますが、私が思うのは「国旗を大切に思う人の価値観」と「表現の自由を重視する人の価値観」があるということです。

そのうえで私は国旗を破る、破れた国旗を掲げること自体がおかしい、と考えている派です。それを「表現の自由」だと仰る方々は、逆に国旗を大切に思う、大事にしたいと思う人たちの心を傷つけている、ということにも理解ならびに配慮をしてほしいものです。

お仕着せの日の丸愛と仰いますが、それこそ、サッカーW杯での国旗・国歌に敬意を示す森保監督以下、若き選手たちの振る舞いを見て、これが「お仕着せ」に見えますか?と言いたいです。

特に今の選手たちは、海外でプレーをしている方がほとんどですから、なおのこと異国の地から、ご自身のアイデンティティーである日本人、日本国についてきっと格別な思いを持たれているのではないでしょうか(これは勝手な憶測ですが)。

私ですら、ワーホリで1年間、オーストラリアに滞在していた当時は、オーストラリアの良さ(だけではないですけどね)を体感しつつも、やっぱり日本人としてのプライドやアイデンティティーを改めて感じたものです。

きっと海外にいるからこそ、日本のことを客観的に見ることが出来るという効用もあるのではないでしょうか。

そもそもモノを破いたり、さらには他の人が大切にしているモノを傷つけて、さらにそれを自慢げに披露するなど、言語道断。無粋もいいところだと思いますけど、私が間違っているのでしょうか?


ホルムズ海峡機雷除去について思うこと

砲艦外交に失敗したトランプ氏の「強い指導力」をたたえ、幇間外交にいそしむG7の首脳たち。ホルムズ海峡の清掃奉仕まで買って出る義理などどこにあろうか。

同上2026.6.18より抜粋

これはある部分、賛同です、珍しく(笑)。アメリカとイスラエルが始めた戦争なのに、無条件でホルムズ海峡の機雷除去に乗り出さなければならないのか。これについては熟議が必要だと思います。あれ、珍しく朝日新聞サンの主張に賛成してますね。

ただ、前半の嫌みが気に入らないですね、この書き方、言い方。悪意がありすぎでしょう。イランが国民に圧政を強いていたことは間違いないのと、核兵器作成についての疑惑が上がっていたということですから(ただ、イラクの事例もありますからね・・・)、そういう意味ではここで民主化できれば良かったと思うんですけどね。

まあ、そもそも歴史的に見ると、アメリカが関与して当時の政権を転覆させたりしてますから、イラン国民はアメリカに対し、良くない感情を持つのは当然ですよね。

とはいえ、始めてしまったわけですし、なんとかホルムズ海峡、ならびにペルシア湾に安定がもたらされないと、我々も困るわけで、そうなると早期に機雷除去してタンカーが安全に通行できるようにしなければなりませんよね。

そんな中、イランは今後も通行量を徴収するとか言い始めていますし、そうなると、高額になること間違いなしですよね。だったら、代替ルート、代替国からのルートを早期に確立していくということも検討してほしいかな、と思いますね。

結局のところ、日本としては「義理」とかアメリカに言われたから「仕方なく」という態度ではなく「国益と安全保障」の観点から冷静に判断すべきではないかと考えます。


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