【時事ネタ】富士宮市長に大賛成!~閉山中の弾丸登山に「喝」!
「クマ騒動」時に秋田県の佐竹前知事が、「クマを助けろ」的な苦情に関し、電話をガチャンと切ってやる、と会見で表明したことが話題になりましたが、今回も気骨のある市長さんがいらっしゃいましたので、ぜひとも応援の意味も込めて取り上げてみました。
静岡県富士宮市の須藤市長です。いやー、久々に胸が空く思いがしました。本当にその通り!私も結論として、閉山中の登山救助は「全額自己負担」が妥当だと考えています。ということで早速本編へと進めて参りましょう。
「考え方が、ずるいです。」
「あっちは勝手に登りたいと言ったって、こっちは責任上、人道上どうしても助けなきゃなんないです。そういう事態に陥る前に登らないでいただきたい」
「遭難しても、助けてもらう時に自分の費用負担がいらなくなくて済むなんていうこと自体が安易すぎる、考え方が。ずるいです」
本当にその通り!100%賛成です。登山禁止とされている山に登って、途中で助けを呼ぶ、費用は自治体負担ってどう考えてもおかしいでしょう。
ただ、非常に残念だったのが、当初、こういう呆れた行動を取るのは、偏見で申し訳ないのですが、外国人観光客だけかと思っていたら、実は日本人にもいたということで、同胞として恥ずかしい限りです。
私は法律に詳しくないのですが、市長が仰るように「責任上、人道上、助けなきゃいけない」とのことなのですが、これは市の条例等で変更することは出来ないのでしょうか。
実際にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。このあたりも気になるところです。
山の事故の救助費用は果たしていくら?
実際に捜索にかかる費用はどの程度のものなのか。民間企業で唯一、捜索サービスを行う企業(AUTHENTIC JAPAN)は。
「一般的にヘリコプターは1分あたり約1万円前後といわれていますので、1時間あたりでは、ざっくりと60万円程度が目安とされています。さらに、地上の捜索についても、民間の救助隊員お1人当たり1日3万円から5万円かかるといわれていますので、例えば、地上の捜索隊が20名で2日間活動し、ヘリコプターが10時間飛行した場合だと、ヘリだけでも約600万円前後で、地上捜索費用を含めると、トータルで700万円から800万円かかる規模になるかなと」
なるほど、合計金額はこの報道によると700万円から800万円だそうです(さらに慰謝料を上乗せして1000万円くらいでいいと思いますが)。
ということは、確か、外国籍の不届き者が一度救助を要請し、そのあと直ぐに再び登り(スマホを落としただか、忘れただかで)、また救助を要請したというニュースがありました。この場合、1600万円ということですね、総額。
繰り返しますが、私は勝手な偏見で外国人によるトラブルがほとんどかと思っていたら、日本人にもいるということなので、本当に恥ずかしい限りなのですが、閉山中の救助要請については総額自己負担でいいのではないでしょうか(ちょっと暴論ですかね?)。
国内では先例も
高額な救助費用を巡っては、埼玉県が先駆けて県内の6つの山の指定されたエリアで防災ヘリで救助した場合、救助された人から「手数料」として、5分あたり8000円を徴収をする条例が定められています。
いやいや、先ほどの800万円という金額を知ってしまうと、8000円って安すぎる気もしますが、まずはここから始めてみてもいいのではないでしょうか。救助に向かう隊員さんも命がけです。
二次被害の危険がある中、閉山中に自分勝手な登山に挑戦した不届き者を救助するなんて、全くテンションが上がらないと思います。それでも人命救助のため、ということで行動してくださるのですから、それくらいの費用は最低でも支払うべきだと思いますね。
というか、今は富士山では夏の登山シーズンに入山料を徴収していますが、あれだってもう少し値上げをしてもいいのかな、と思うほどです(実際に登った経験者として)。
専門家も費用負担については「当然だろう」
救助費用の有料化について、登山家の大石さんは「もう僕の考えとしては、もう救助費用としては自己負担、自分で遭難した人が払わなくてはいけないと思ってます。もう最悪の事態を考えたらそれと払うのは当然だろうと思っていますので、そういった『払う』というのも、『救助費用払う』という覚悟も持って危険なところに行かないと、それはもう遭難して全て人に、他人任せであれば、それはもう非難されてしょうがないなと思いますね」
そうなんです、山だけでなく、海であれ、川であれ、自然に触れると言うことは危険と隣り合わせだと言うことを我々は再認識する必要があるのではないでしょうか。
海外旅行の際には旅行保険などが用意されていますが、国内旅行、ましてや日帰りの登山、海や川でのレジャーで保険に入る、ということはあまり例がないはずです。
自然への畏怖を再啓蒙
今一度、TVや雑誌等で自然とのレジャーを特集する際には、こうした危険についての啓蒙も必須でしょうし、さらには必ず救助費用等に関する文言を掲載する、さらには告知等を掲示するなどして徹底を図る必要もあるのではないでしょうか。
そして今回のメインの話題にもなっている閉山中の登山に関しては救助費用は全額自己負担、というか個人的には「入山禁止」でもいいと思っています。
バックカントリーも同様です
スキー場でバックカントリーと称してコース外に入って遭難するスキーヤーも同様です。「入るな」とされている場所に自ら進んで入り込んで、遭難したから助けてくれって、それは都合が良すぎませんか、と。
その実、コース外は雪崩の危険が高い地帯であることが多いですからね、救助のはずが二次災害に・・・ということだって考えられますよね。
当たり前の結論になってしまいますが、ルールを守って、ルールの範囲で自然と楽しむ、基本中の基本ではありますが、改めて考え直していきたいですね。富士宮市の須藤市長、さすがです!
皆さんは、閉山中の救助費用についてどう考えますか。
