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スマホを捨てよ(は厳しいけど)、町へ出よう【ブラジル日記#13 7/6-7/12】

7/6 Segunda

 昨日イベントが終わってから0時すぎに帰ったので、疲れが残ってんなーと思いつつ起きる。午前はA Iを使った画像作成の仕事をして、お昼はRestauranteでレバーを食べた。
 昨日ブラジルが負けてしまったので、なんだか会社の人たちがいつもよりテンションが低い気がする。でももっと目に見えて落ち込んでいると思ったから、表に出さないみんなは大人だと思った。午後は会議などあった。
 夜はスーパーに寄って、ハンバーガーとモルタデッラとチーズを買う。先週分のnoteを書いた。毎週書くのはなかなか大変で毎回サボりそうになるが、同僚が、次の分はいつ書いてくれるの、と担当編集みたいに圧をかけてくるので良いプレッシャーで続けられている。

7/7 Terça

 今日は七夕なんだな。サンパウロの学生は冬休みらしく、本来はmetrôが空くらしいが体感はあまり変わらない。午前はリストを更新したり会議のアサインしたり、動画作ったりちょこちょこやることがあった。
 お昼はTEN SUSHIという日本料理屋に。会社のみんなでBolãoというW杯の予想をするアプリをやっているが、私の携帯のデータ量がなくなり外で繋がらなくなってしまった。アルゼンチン対エジプトを予想してなかったので焦っていたら、一緒にいた社長がテザリングしてくれた。ゲームのために社長にテザリングしてもらうなんてマジで申し訳ない。午後はマーケティングの会議があったが、ポルトガル語がわからない。もうすぐ3ヶ月経つが、1ヶ月目の方が成長があったような。ポルトガル語を聞こうとすると、それ以外に注意が払えなくなるため大変疲れる。夜は研修旅行のオンライン会議。

7/8 Quarta

 ここ2週間、手と足が死ぬほどかゆい。Atibaiaに行った時に、ゴマみたいなサイズの虫が手足に大量にとまっていたのだが、絶対それだ。夜は痒くて悶えながら起きて、ムヒをジャバジャバ塗ったり、かゆいところを爪で十字の形に押して気を紛らわしたりしていた。
 調べたら、どうやらボラシュードという羽虫らしい。最初は白いニキビみたいに小さく腫れていたが、今は赤くなって痒みのパラダイス銀河。なのでお昼marmitaを食べた後、急いでdrogariaへ。同僚が教えてくれた薬の写真を見せたら、それはなかったらしく、別の虫刺されクリームを教えてくれた。とにかく痒みが抑えられればなんでもいい。
 事務所に帰って余すところなく塗りたくったら、数分経ってだいぶ落ち着いた。やはりブラジルの虫にはブラジルの薬しか勝たん。落ち着いたら、薬局のそばで売っていた焼きそばが気になってきた。

こういう赤いブツブツが足にも…(炎症はだいぶ治ってきたが痒い)


 夜は、同期がJapão festivalの無料券を譲ってくれたので一緒にすき家を食べてから、オンラインの語学学校。

すき焼きを頼んでしまった‥背徳感

 一昨日くらいから不正出血が少しあるが、忙しくなってくると現れるやつなので無理しないで過ごそうと思う。気持ち的なストレスはないので、ただ単に身体的に忙しいやつだ。

7/9 Quinta

 今日はサンパウロはお休み(護憲革命記念日)だったので、同期とSé周辺を散策することに。一人では行かない方がいいと言われていたが行きたくてうずうずしていたので、一緒に行ってくれてよかった。
 昼ごろ集合し、別の同期がLiberdadeのラーメン屋で働いているのでお邪魔した。祝日だったので賑わっていて、忙しそうだったが笑顔100%で接客してくれた。Bom trabalhoだ。まぜ味噌麺を食べたが、辛くて鼻水を噛みながら食べた。この苦しみながら食べるまぜそばが美味しいんだよな。

ピリ辛のひき肉もたまらん。。

Restauranteにあるpimentaは舌がピリピリする辛さだが、こういう系の辛さはビリッとして鼻にくる。鼻水をかんだティッシュの山ができた。
 その後Séにある、サンパウロで有名なCatedral Metropolitanaに行った。Liberdadeから歩いて行けた。警察もかなりいて、昼間だったこともあり、思ったよりは落ち着いて回れた。ステンドガラスに差し込む太陽の光が、壁に反射していてカラフルできれい。懺悔室や、巨大なパイプオルガン、地下の祈祷室?など、見どころ満載だった。危ないという理由で敬遠されてしまうのは勿体無いほど面白い場所だ。

ガイドブックでよく見る 8000人を収容できる大教会


 その後、Centro Cultural Banco do Brasil (CCBB)へ。ここはブラジル銀行文化センターと呼ばれ、展示やイベント、映画も上映するなどアートを楽しめる場所になっている。今回は、自然とアフロ系ブラジリアンをテーマにした展示をやっていた。情報量が多くて頭を使ったが、一番覚えているのは鶏を絞めて料理にするまでの動画で、近くに鶏の剥製があった。あと、カンドンブレやウンバンダといったブラジルの宗教がテーマの展示も興味深かった。

この展示を読み解くのが難しかった

 そして歩いてサンパウロ市立劇場へ。厳かな建物の中で、普段はオペラやオーケストラなどの公演が行われているらしい。一階部分だけ入れたので、チラ見した。すてきなドレスでおめかしして、ヒールの音を響かせながら颯爽と現れる、やっぱりそういうのやってみたいなと夢見心地になりながら、無料の水をがぶ飲みする。

サンパウロ市立劇場 (Theatro Municipal de São Paulo)

そして、隣駅のSão bento修道院を見たくてまた歩く。途中バーガーキングでソフトクリームを食べて、小休憩を挟みつつ。到着すると中は生憎閉まっており、外も落書きされていて悲しい気持ちになった。平日は空いているのかな。この辺りが結構香ばしいエリアで、スロープ下の暗がりで膝立ちのまま動かない男性や、maconhaっぽい匂い、若者もイケイケな感じでちょっと怖かった。そういえば、先週のAnime friendsの帰り、São joaquimの駅近くで何かを燃やしている人がいた。3ヶ月で慣れてきたが、やっぱり気を抜いてはいけない。 
 その後行ったCaixa Cultural São Pauloもなかなか面白かった。昔の貯蓄銀行?のオフィスの様子、1950年くらいのSé付近の写真(路面電車が通っていた)、宝くじのチラシなどの年季が入った展示や、現代の写真展(たとえば、日本の満員電車を移した写真など)もありバラエティに富んでいた。ちなみに、ここまで行った場所は全て無料で行けたので驚きだ。 
 その後ラーメン屋勤務後の同期と合流し、choppを飲んだ。centroは危ないけど歴史があってやっぱり面白いな。

入り口の天井が非常に高い
昔の宝くじのチラシ おしゃれで下世話でなくて良い


7/10 Sexta

 今日からJapão festival。私の研修先からも出店しているので、そちらに行っている人が多く事務所にはあまりいなかった。昼は外のレストランへ。ここは量がかなりあるのだが飲み物合わせて1000円で食べられるのでお得で好きだ。
 一緒に昼ごはんを食べた会社の人は、子どもの頃日本に住んでいた時、アニメをひたすら見て日本語を覚えた、と教えてくれた。なので私も実践。帰ってから「ダーウィン事変」をポルトガル語版で見た。初見だと内容が難しすぎるので、まず日本語で見てその後ポルトガル語で見ている。というか、話がまずおもろいな。

7/11 Sábado

 最近、語学学校の先生が体調不良のため、3週連続で授業がキャンセルになっていた。そのお詫びに、と無料で対面レッスンしてくれることに。土曜日は小学校に行き、ボランティアで日本語と中国語を教えているというので一緒について行く。場所はInterlagos、F1サーキットがある場所で有名だが、家からは1時間半かかるので結構遠い。
 お昼頃着いたが、12時半の授業までまだ時間があったのでバイーア料理を扱う軽食屋さんで先生とアカラジェを食べた。

Pimentaめっちゃ辛い。クリーム状のものが美味しい


 授業は12時半〜17時半。生徒は10代の子から大人まで5,6人くらいいた。先生が私にポルトガル語の課題を出している間、ホワイトボードを使って生徒たちに日本語と中国語を教える。教室は3ヶ国語が混ざってなかなかカオス空間だった。そしてF1の音も聞こえてくるので、更にカオスだった。
 休憩時間、ぼーっとしていると女の子と目が合ったので話しかけてみると、すごく嬉しそうに答えてくれた。年は13歳らしい。アニメが好きで日本に行きたいから日本語を勉強しているという。偉いなぁと、27歳の私は感心する。
 すると、ちょっと待ってとガサゴソとカバンから何やら取り出し、チョコレートが入った紙袋を渡してくれた。Lindtやん。どうやら先生から、日本人が来ると聞いていて用意してくれたらしかった。そして折り鶴もプレゼントしてくれた。日本代表が私で良いのか申し訳ない気持ちになるが、本当に嬉しく、心がじんわり温かい気持ちになる。お返しに、川越氷川神社でゲットした鯛みくじの外側をたまたま持っていたのであげると、Para mim!?(私に!?)とめっちゃ嬉しそうだった。もっと良いものをあげたかった気もするが、「一年安鯛みくじ」も縁起が良いからいいか。

Bさんの彼氏、めっちゃ忙しいな

 授業後、先生と帰っていると「女性だから大丈夫だとは思うけど未成年の子との付き合い方は考えた方がいい」と言われた。ブラジルでは(日本でもそうだが)親が子どものことで学校や先生にクレームを言うケースが多く、簡単に裁判になってしまうとのこと。だからあまり親しくなりすぎない方がいいと。身近な友人で、そういった誤解が生まれてしまった話を最近聞いていたので、そっかと反省する。小さい友達ができて嬉しかったなと思ったけど、一回り違うから関わり方を気をつけなければいけない。でも簡単に訴えられてしまうのも世知辛い。

帰りの夕焼けがとても綺麗で、見惚れてしまった

7/12 Domingo

 午前疲れが溜まっていてなかなか起きれず、午後からJapão festivalに顔を出した。本当は県人会を手伝おうと思ったけど、日曜は人手が足りているから大丈夫と言われたのでお客さんとして楽しむことに。
 São Judasから無料バスが出ていたので乗り込む。乗ったバスの運転手が道が分からなかったらしく、早歩きくらいのスピードで走っていた。後ろのバスが先頭に立ってくれ、ようやく普通のスピードになった。

入り口

 人はめちゃめちゃたくさんいた。企業ブースや個人のブース、そして県人会ブース、イベントブース。ひとまず、県人会でご飯を食べようとするが、なかなか決まらずようやく茨城の武右衛門餅焼きを食べた。この郷土料理は初めて知ったが、餅が入ったお好み焼き系でおいしくならないはずはない。 
 同期が三線でステージに立っていたので、見学した後、埼玉県人会に寄る。同期や知り合いは結構ここでボランティアしていた。埼玉1年住んでいたのに手伝わずにすみません、と思いながら、打ち上げでみんなが飲んでいた日本酒をちゃっかりもらう。次何かあったら手伝おう、多分。 
 同期4人と帰り、Santa cruz駅前のファーストフード店で近況を話す。大学生って感じで楽しい。高校生に間違われることもあるから、まだまだ私はいける!かな?

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