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ラジオと私

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
セラピストの紫響です。
 
今日は私の日課の1つ「ラジオ」について話そうと思います。
 

「ラジオとの出会い」


私は昔から、何かをしながら「音」を流すのが好きだった。
その中でも、ずっと自分のそばにあったのが“ラジオ”だった。

ラジオを聴き始めたきっかけは“声優ラジオ”だった。
1990年代。
少女漫画のアニメ化により“アイドル声優”が流行り始めた時代だった。
 
ちなみに今でも続いている番組だと、
エヴァンゲリオンの綾波レイや名探偵コナンの灰原哀の声優で有名な、
「林原めぐみのTokyo Boogie Night」が挙げられる。
アニメの声優が好きな作品の裏話や、
声優同士の掛け合いを聴く時間が楽しかった。
テレビや雑誌で見る“完成された姿”ではなく、
少し素に近い空気感がそこにはあった。


ただ、
当時はまだ、「ラジオが好き」というより、
“好きな声優の声を聴いていた”感覚に近かったと思う。

そこから少しずつ、ラジオそのものの面白さにハマっていった。

特に印象に残っているのが、高校時代に聴いていた
「やまだひさしのラジアンリミテッド」だ。


SNSが無かった時代ということもあり、
それはもうやりたい放題(笑)
思春期男子はキャッキャしながら聴いていたと思う。
特にテスト勉強の傍らに聴く深夜ラジオは楽しかった。
眠気と戦いながら机に向かっている時、
誰かが向こう側で喋っているだけで、
不思議と“ひとりじゃない感覚”があった。

当時の内容を全部覚えているわけじゃない。
でも、“あの時間の空気”は今でも覚えている。

深夜特有の静けさ。
窓の外の暗さ。
シャーペンの音。
そして、ラジオから流れる声。

あれはたぶん、自分の中で“孤独を薄める時間”だったのだと思う。

大学に進学してからは、
深夜にラジオを聴くことは減り、
夜通し遊んだり、バイトしたりするようになり、
ラジオから遠ざかっていた。
 

「ラジオの素晴らしさを再認識した夜」


そして、社会人になり、
がむしゃらに働いていたある日、
それは、突然訪れた。

仕事に行けなくなってしまったのだ。
会社のすすめで、
病院で診断を受けた。
診断結果は「うつ病」。
無期限の休職。

順調だと思っていたはずの人生の流れが、
急に止まった瞬間だった。

休職してしばらくは、
昼夜が逆転したりするようになり、
ずっと引きこもるようになった。

誰も居ない部屋。
いつ明けるかも分からない闇。
そこにあったのは
“静寂の暴力”
だった。

とにかく「無音」なことが怖かった。
音を求めてさまよっていたときに、
再び手に取ったのが「ラジオ」だった。

その時期によく聴いていたのが、


・乃木坂46のオールナイトニッポン
・オードリーのオールナイトニッポン
・佐久間宣行のオールナイトニッポン0
・バナナマンのバナナムーンGOLD
・やまだひさしのラジアンリミテッドF

だった。

いずれの番組も25時~29時という深い時間にやっていたものだ。
 
休職中というのは、
思っていた以上に「社会との距離」を感じる時間だった。

周りは働いている。
SNSを見れば、誰かが前に進んでいる。
でも自分だけが止まっているような感覚になる。

そんな時、ラジオだけは変わらなかった。

毎週同じ時間に始まって、いつもの声が聴こえる。
そこには、“頑張れ”という押し付けも、
“前向きになろう”という正論もなかった。

ただ、人が喋って、笑って、失敗談を話して、どうでもいい話をしている。

でも、その“どうでもいい話”に、すごく救われた。

特に深夜ラジオは「完璧」じゃない。
下世話な話はするし、脱線するし、まとまらない時もある。

けれど、その「不完全さ」が、人間らしいなと思った。

休職中の自分は、「ちゃんとしなきゃ」「早く戻らなきゃ」という焦りで、自分を追い込んでいた。

でも、
ラジオの中では、みんな案外ちゃんとしていなかった。

くだらないことで笑って、失敗して、悩んで、それでも生きている。

その空気に触れているうちに、
少しずつ「人生ってそんなもんでいいのかもしれない」
と思えるようになった。
 
なかでも、
一番心に刺さったのは、
「やまだひさしのラジアンリミテッドF」のエンディングテーマ、
「I‘m a radioman」という曲だ。
この曲は2011年に起きた、
東日本大震災を受けて作成された曲である。
 
この曲をラジオで初めて聴いたとき、
自然と涙が溢れた。

“周波数合わせれば、君はひとりぼっちじゃない
僕はこの場所で、声を届け続けよう
同じ瞬間を分かち合えた、この奇跡
今日もありがとう、あしたもまたここで会おう“

「I'm a radioman」やまだひさしWithラジアンオールスターズ


勝手に社会から見放されて、
孤独を味わっていた自分に、
そっと寄り添ってくれるような歌だった。
直接的に声は聴けないけど、
同じ瞬間を過ごしている仲間は確実にいる。
ラジオがそう感じさせてくれた。

「ラジオの魅力」


今思うと、
ラジオの魅力って、
単なる“情報源”じゃなくて“人の体温のようなもの”
なんだと思う。

SNSみたいな刺激はない。
でも、その分だけ、
“声”が近い。
確実に“温かさ”が存在している。

眠れない時。
しんどい時。
何も考えたくない時。

ラジオは、無理に人生を変えようとはしてこない。
ただ隣で、「まぁそんな日もあるよな」とそっと寄り添ってくれる。

だから、自分はラジオが好きなんだと思う。
 
他にも紹介したい番組はたくさんありますが、
語り出したら止まらなくなりそうなので、
今日はこれくらいで。

みなさんの推し番組はありますか?
 
読んでいただきありがとうございました。

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