会議が多い職場ほど、なぜか何も決まらない
忙しい。
とにかく会議が多い。
朝から晩まで予定は埋まっているし、
「ちゃんと話し合っている感」もある。
それなのに、
仕事はなぜか前に進まない。
よく見る光景
定例会議が多い
参加者も多い
議事録もある
スライドも整っている
課題も洗い出されている
次回までの宿題も決まる
なのに、
何が決まったのか分からない
前回と同じ話をしている
誰が判断するのか曖昧
「持ち帰り」が積み上がる
結局、次の会議が設定される
この循環、見覚えがある人は多いはずです。
会議は増えるほど、意思決定が薄まる
ここで起きているのは、
会議不足ではありません。
むしろ逆。
会議が、意思決定を代替してしまっている。
話した=前に進んだ
共有した=合意した
集まった=責任を果たした
そう錯覚できる構造が、
会議を“安全地帯”にしていきます。
会議が仕事をしているつもりになる瞬間
会議の中では、
誰もサボっていません。
むしろ真面目。
だからこそ厄介です。
発言は丁寧
反対意見も少ない
空気は悪くない
でも、
決断だけが存在しない。
会議は「考える場」から
「責任を薄める場」に変わっていきます。
決まらない理由は、議論じゃない
よく言われます。
もっと議論が必要
情報が足りない
関係者が多すぎる
でも本当の問題は、
そこじゃない。
どこで決まるのか
誰が決めるのか
決めたら何が変わるのか
この設計がないまま、
会議だけが量産されている。
会議は「構造」が9割
会議が機能しないのは、
参加者の能力の問題ではありません。
議題の粒度
決定権の位置
事前と事後の接続
このあたりが設計されていないと、
会議は無限ループ装置になります。
真面目な人ほど、
時間を溶かしていく。
会議が多い=民主的、ではない
意外と見落とされがちですが、
会議が多い組織は、
民主的とは限りません。
むしろ、
決定が表に出ない
責任が隠れる
空気で方向が決まる
そんな状態が、
静かに固定化されます。
ここから先は、「会議を責めない話」
もし今、
会議に疲れているなら。
それは、
あなたの集中力の問題でも、
発言力の問題でもありません。
会議というしくみの配置の話です。
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動くしくみ、止まるしくみ
会議は悪者じゃありません。
ただ、置き方を間違えると止まる。
ここは、
そういう“止まり方”を扱っている場所です。
