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「現場判断でいいよ」が一番しんどい

自由にやっていい。
現場で決めていい。
細かいことは任せる。

一見、いい言葉です。

でも、この一言が出てきた瞬間、
空気が少し重くなるのを、
多くの人が知っています。

よくある場面

  • 判断を委ねられる

  • 裁量があるように見える

  • スピードは上がりそう

なのに、

  • どこまで決めていいか分からない

  • 失敗したときのラインが見えない

  • 暗黙の正解が後から出てくる

  • 「そこまでは想定してなかった」と言われる

  • 修正は静かに、しかし確実に入る

結果、
誰も大胆に動かなくなる。

現場判断は、設計されていないと毒になる

問題は、
任せていることではありません。

任せ方が、設計されていないこと。

  • 何を決めていいのか

  • 何は決めてはいけないのか

  • 判断の基準はどこにあるのか

ここが曖昧なまま、
「現場判断で」と投げられる。

それは裁量ではなく、
リスクの委譲です。

自由に見えて、縛りが一番強い状態

不思議なことが起きます。

  • 明文化されていないルール

  • 誰も言語化していない期待

  • でも外すと指摘される

結果、
人は空気を読むしかなくなる。

一番疲れるやつです。

判断はしている。でも、決めていない

現場は、実はちゃんと考えています。

  • 仮説も立てている

  • 他部署も気にしている

  • 全体も見ている

それでも進まないのは、
最終決定がどこにも存在しないから。

判断は分散しているのに、
決定は集約されていない。

これは「信頼」ではなく「構造」の話

よく誤解されます。

「信頼されていないのかな」
「自分の力不足かな」

違います。

これは感情の話じゃない。
しくみの話です。

現場判断が機能するには、
ちゃんと前提条件が要る。

任せるには、境界が必要

本当に任せるなら、

  • 決定権の境界

  • 修正が入る条件

  • 責任の帰属

これを先に描く必要があります。

それがないと、
任せられた側だけが消耗する。

ここから先は、「任せ方の設計」

もし今、
「自由なはずなのに息苦しい」
と感じているなら。

それは、
裁量の設計が欠けているサインです。

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「現場判断でいいよ」は、
放置すると、
一番しんどい言葉になります。

ここは、
そうならないための話を書いています。

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