自分の「センサー」が振り切れたとき。贅沢な足止めと、納得への道しるべ、のはなし
今日は、心も体も、嵐のような一日でした。 抱えている疾患と、それ以上に激しく揺れ動いた心のセンサー。 「助けて」と言いたいけれど、一度周りに甘えてしまうと、次には申し訳なさ(罪悪感)が襲ってきて、動けなくなってしまう。
そんな「自分との闘い」の中にいるあなたへ、そして同じように繊細すぎるセンサーを持って生きる方へ。
1. 高性能すぎるセンサーの「誤作動」を許す
繊細さ(HSP)という特性は、本来、世界を鮮やかに捉えるための「高精度センサー」というギフト(才能)です。 けれど、体力が落ち、暑さや痛みが重なったとき、そのセンサーは時に「振り切れて」しまいます。 「今すぐどうにかしなきゃ」というパニックで救急車を呼んでしまったり、逆に「これ以上迷惑をかけられない」という申し訳なさで、炎天下の路上で立ち往生してしまったり。
それはあなたが弱いからではありません。 センサーがあなたの命を守ろうとして、一生懸命にフル稼働した結果なのです。
まずは、今日一日を生き延びた自分に「お疲れ様」を。
2. 「納得」という名のスイッチ
私たちは、人から「こうした方がいいよ」と正論を言われても、すぐには動けないことがあります。 それは、まるで「宿題をやろうと思っていたのに、親に『やりなさい』と言われた瞬間、やる気が失せてしまう」あの感覚に似ています。
自分の中に、すとんと落ちる「納得」というスイッチが入るまでには、時間がかかります。 周りがどんなに急かしても、あなた自身のタイミングでなければ、本当の意味で前を向くことはできません。 今は、そのスイッチを探すための「贅沢な悩み尽くしの時間」の中にいるのだと考えてみてください。
3. 「声」よりも「文字」というシェルター
繊細なセンサーを持つ人にとって、他人の「声のトーン」は、時に鋭い刃のように突き刺さることがあります。 「え?」という聞き返しや、何気ない語尾の強さに、「拒絶された」と感じてフリーズしてしまう。
そんなときは、「メール」というシェルターを使ってみませんか。 文字なら、相手の感情のトーンを直接浴びずに済み、自分のペースで思いを整理して伝えることができます。
「助けて」を文字にする。それは、自分を守るための立派な技術です。
4. 泥のように眠り、力を蓄える
新しい診断名がついたことは、あなたが「これまで頑張りすぎていたこと」の証明でもあります。 今は体力が落ち、センサーも過敏になっていますが、これはあくまで「今」の状態です。 あなたは、納得したときには驚くほどの行動力を発揮できる「戦える力」を、本来持っている人です。
今日は、余計な思考を一度止めて、泥のように眠りましょう。
水分を摂り、涼しい場所で、ただ身体を休める。 その休息こそが、明日、あなたのセンサーを再び「ギフト」に変えるための、最も大切な仕事なのです。
