匂わせで書く読書感想文
作品批判はしたくないので、いろいろと伏せて、ぼやかして書く。
文章が凄い、こういう表現の物語を書きたい。
感激して、文章の模写までちょっとしてみた作品がある。
お手本にしたいのは間違いないのに、全部読んだらストーリーに失望している自分がいる。
まず、めっちゃ辛辣に書くけど、主人公が一見善人で、頭が弱くて面倒くさい。
そしてやたらと男にモテる。
こういう女は男にモテて、途中まで何だかんだで男のいいなりになりやすいという話だろうか。そうじゃない。それくらいわかっているけど、ついそう思ってしまった。
それはいいとして、主人公が本当に愛せる恋人に出会って、本当の自分を取り戻したようになって、夫を捨てて子供を連れて家を出る。それは非常に良かった。
それも、恋人の元に走ったとかそういうことじゃなく、あくまで自分で人生を選んで歩き始めるシーンだ。
すごく良かったのに、終わり方が解せなかった。
結局、夫とよりを戻して、恋人とは別れていた。
別れた理由は、ものすごく雑に書いてしまうけど、子連れ再婚などできそうになく、子供のためのようだった。
女は母親になると、身を切るようにして子供を優先するもの。
そういうことだろうか。
いきなり夫と普通に暮らしているのも、よくわからなかった。
そこは想像で楽しめということか。こういうパターンが苦手だ。想像しろというならいくらでもできるけど、想像したいのではなく、痺れたり感動したいのだ。だから、自分の想像を超えるものが欲しい。
いきなりすっ飛ばしてハッピーエンドを持ってこられると、「え、あんな形で夫を捨てて出てったのに、どうしてこうなる?」と完全に消化不良。
夫との不和の原因はおそらく解決し、そこに至ったのは、主人公のあの恋と行動があったから。
本当の自分として、夫と娘との穏やかな暮らしを、幸せを取り戻した。
こういった美しい道徳的エンディングも期待外れだった。
母親は子供を捨てるものではない。
けれど、母親としてだけでなく、女として生きればいい。
せっかく恋人が自分を女として扱ってくれたのだから。
子供は子供、恋人は恋人。
母として、女として。両方の自分を共存させたらよかっただけじゃないのか。だって、物語の途中でそうしてたじゃないの。
夫と正式に離婚できず、不倫という形が許せなかったのか。
それとも、そんなに器用に生きられる人物じゃないということか。ああでもないこうでもないと言いながら、男に簡単に隙を見せまくっておいて。
文章は凄いけれど、わたしはきっと、こういう物語を書きたいんじゃない。
でも、もっとぬるま湯みたいな、そして面白みのない物語しか書けなくて、note界隈でひっそりと終わるのかもしれない。
そうとも思った。
評価の高い作品である。
わたしの読解力がなさすぎるか、視点がシビアすぎるだけで、普通の女性なら共感できるのかもしれない。
わたしは普通じゃなく、女性でもないのだろう。
余談だけど、不倫じゃなく「婚外」という言い回しをnote界隈でよく見かける。
そこに、倫理に背く悪いこと、という空気は感じられない。
だんだんと、そういう世の中にシフトチェンジしている。

#エッセイ
#物語
#宇宙
#地球
#空
#写真
#スピリチュアル
#HSP
#言葉
#言霊
#自分軸
#わたしはわたしを生きる
いいなと思ったら応援しよう!
いつかあなたにお還しします😌