教壇に立つ私は「母」ではなく「先生」になれる
5児の母、shiiimoです。
8歳女子(不登校)、7歳女子(ASD・ADHD)、
5歳双子男子(双子兄はADHD疑惑)、1歳の三男(重い)を絶賛子育て中です。
母、先生となる
4月後半から、育児休暇を終えて職場に復帰した。
ゴールデンウィーク明けまでは、色々忙しいし整わないだろうから、授業はしなくて大丈夫だよ、と。
そんな職場の心遣いに
「ありがとうございます!!!(大声)」
と控えめさの欠片もなく即答していた私。
いよいよゴールデンウィークも明けたってことで。
久しぶりに本日、教壇に立ちました。
shiiimoのお仕事
私はとある専門学校で教員をしている。
でも、じゃああなたは専門家なのかというと、とくに専門的な知識はこれといってない。
むしろ、この分野。苦手な部類だ。(キリッ)
そう言うと語弊もありそうだが、素直にお答えするとそうなのだ。
大学新卒で学校法人に就職し、そこでたまたま配属されたのが、この学校。
気づけば10年以上になる。
(そのうち半分くらいは子育てしているが)
専門学校の、専門的分野の授業については、その道に詳しい方が行う。
かつては普通にお仕事をしていたけれど、心機一転、教える側の仕事がしたいと転職してくる方なんかが多い。
私はでは、なにをしているのか。
・担任としての業務
・就職活動のサポート
・論理的思考を養う文章作成の授業
・就活を想定したグループワーク
こんなものをやっている。
かつては人も足りないので、
懸命に勉強しながら専門的授業をもつこともあったのだが。
子育てと勉強の両立に心が折れかけていたのを、上司も察知してくれたようで。
なんやかんやで、ここに落ち着いた。
文章を書いたり、
進路に悩む学生をサポートする。
これは自分としては得意と言える分野でもあり、
やりがいを感じている。
はじめましての授業
今日はペアワークをやってもらった。
正直。
うちの学生の傾向として、
話が苦手な人も多く、
盛り上がりに欠けるし、
面倒くさそうにもするし、
話ができない子もいるし。
うーーーん、ペアワークかぁ。
私は少し気負いもあった。
(授業計画は別の方が立てるのだ)
けれど。
人の前に立って声を張る。
ああ、久しぶりの感覚だなぁ、と
ドキドキワクワクしている自分もいた。
さぁ、どうやってやろうか。って。
そう。
ここでは私は母ではない。
先生なのだ。
「はじめまして!育休から復帰しましたshiiimoです。よろしくお願いします!」
彼らの学年は育休中に入学した世代で、初の対面。
心がけたのは
とにかくハキハキ、身振り手振りで話す。
要点をまとめて。
1日の最後の授業でもあるので、ダラけるのは避ける。
仕事は長いとはいえ、
何か詳しい知識やものすごいテクニックがあるわけではない私。
けれど、
「中途半端なことはしないようにする」
「学生の信頼を損なうようなことをしない」
そんなことは心に留めている。
思っていた以上に、ペアワークは盛り上がってくれた。
友人と近くにいる子がたいていなので、
課題も話しやすく取り組みやすかったのだろう。
もちろん中には
「だりぃーー」
「早く帰りてぇーーー」
「やらないでいっか、適当にやってるフリしよ」
そんな空気の子も伺えた。
やらなきゃダメよ!!!
そうは言わなかった。
「今やってることはわかる?」
「わからないことがあれば、近くに来たらこっそり呼び止めてちょうだいねー」
「うん、人に話すのさ、難しいよね。わかるよ〜〜」
「ちょっと何そのゲーム?今じゃなくてさぁ、あとで見せて」
やたら話しかけてくるおばちゃんスタイルで、私は教室を徘徊する。
側にいって声を聞いてみなければ、学生の心ってなかなか見えないのだ。
1日やるだけでは見えないものも多い。
まだまだ多分、私も感覚は取り戻せないし
学生たちとの信頼を培うのはこれから。
けれど。
先生としての自分。
それを少し取り戻せたようで、
素直に嬉しかった。
学生に絡みにいく瞬間。
私の心が弾むのがわかった。
先生が母にもどるとき
「あ、ママおかえり〜」
帰宅すると、ベビーゲートを開けて、次女が出迎えてくれる。
眼の定期検診のため、夫が付き添い病院に行っていた次女。
早退して行ってきたので、その特別感もあってなんだかご機嫌。
不登校の長女はお休みして、その病院について行った。こちらはお疲れの様子。
双子はそれぞれダラダラ。
早お迎えだったので、既にお風呂からあがって、のんびりYouTube見ちゃったりして。
三男は号泣。お腹がすき過ぎたようだ。
その喧騒の中で、遠い目をした夫はたそがれていた。
疲れたのでしょう。お察しします。
お疲れ様。
ひとたび帰ってくれば、私は母であり、夫の妻。
そそくさとやるべきことを理解して、夕飯の支度にとりかかる。
それが私のここでの役割。
でも、母である私は教壇に立つ先生でもあるのだ。
教室に入り教壇に立つ瞬間。
そのときは
目の前の学生たちの満足度をいかにあげられるか?
そこに向き合う1人の先生になる。
母としても先生としても、もちろん修行の身。
それはきっと、自分が御局様と化す年齢になっていったとしても、ずーっとそう。
でも、学び続けることができるって
面白いことだ。
改めて感じる。
母ではない私を
まだ持てていることに感謝して。
明日はどんな学生に出会えるだろう。
ワクワクしながら、
また明日も私は先生になる。
あ、明日は授業ないわ。
事務作業がんばります。
母としての私の記事。
オタクとしての私もいる。大事。
本日もありがとうございました🍀
明日もどうぞ、元気で🫶
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