DDTの黒パンツ堅実レスラー樋口和貞選手引退に思うこと
DDTの大型レスラー、樋口和貞選手が引退する。
正直、私は樋口選手をDDTのテッペンを背負える存在(事実、KO-D無差別級を取ったこともある)だと思っていた。
だから、そんな選手の引退はファンとして本当に寂しい。
私の中の樋口選手のイメージは、礼儀やルールに忠実な人。
ある大会のサイン会では、ファンの列を抜けてサイン会用のデスクに行こうとする選手に対し、声を出さずとも目と空気で「最後尾から回ってこい」と示していた。
こうした堅実さが、多くのファンに信頼される理由だったと思う。
試合中でも、派手なコスチュームの選手が多い中、樋口選手は一貫して黒パンツ。
伝統を重んじる姿勢も、彼らしいところだ。
技で言えば、轟天やブレーン・クローが印象的。
特にブレーン・クローは、樋口選手の大きな手で顔と頭を押さえ込む瞬間、レスラーとしての怖さを感じることが出来る技だ。
そんな色んな意味で存在が大きい彼がいなくなることは、とても残念に思う。
でも、頸椎第1・第2亜脱臼を早期発見できたことは、不幸中の幸いだったと思う。
気づかないまま試合を繰り返していたら、選手人生どころか、命すら終わっていたかもしれないから。
少し脱線するが、彼の引退に伴い、ハリマオも解散となる。
ハリマオの試合を初めて観た時、好きなメンバー全員がリングに揃っている姿に胸が熱くなった。
Tシャツやタオル、ポートレートも揃え、応援してきた思い出は今も大切だ。
ハリマオラストマッチは、樋口選手にゆかりのある選手とのマッチ(ハリマオ vs DNA一期生)で組まれた。
樋口選手の希望で組まれた試合というのも、感慨深い。
現地には行けないけれど、配信でしっかり目に焼き付けようと思う。
そして、たぶん私は、ハリマオがなくなっても、今後もDDTの大会にはハリマオTシャツを着ていくと思う。
振り返れば、樋口選手はリング上での姿勢、技、ファンとの接し方、どれをとっても「誠実さ」がにじみ出ていた。
それは観る者に安心感と信頼感を与える、稀有なレスラーだったと思う。
今後の彼の人生がどのように開いていくのかは分からないが、彼のことだから、どの道に進んでも誠実に向き合っていくのだと思う。
樋口選手、これまで本当にお疲れさまでした。
あなたの姿勢や技を、これからも忘れずにDDTの大会を楽しみたいと思います。
あなたの未来が、幸せ溢れる穏やかなものでありますように。
さいごに
サムネ画像は、
熊のように体格が大きい樋口選手と、
北海道にしかいないヒグマからインスパイアされて生み出されました。
この記事を読んで思ったこと、樋口選手やハリマオの思い出をぜひコメントで教えてください。
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