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同人誌(ZINE)を作る時に気を付けたほうが良いことを集めてみました


まえおき


世では同人誌かZINEか論争などございましたが、そんなことは置いておいて自作で本を作る時の注意点などをメモ代わりに書き記しておきます。

同人誌もZINEも、基本的に利益がないとはいえ(通常)お金を頂いて頒布しております。となると作ったものに関してはある程度の責任を持つ必要がある、と私は考えています。(当方社会人歴33年)
これは購入者に作品をすんなり楽しんで頂くためにも、後ほどもめ事があった場合に自衛するためにも大事なことだと思います。

同人歴は短くて10年に満たないのですが、うっすら昔の薄い本(定額小為替などと交換される元来の同人誌)は知ってます。母が腐女子だったからですがそれはさておき。
昔と今といろいろ変わってきていることもあり、それでもこれだけは守らないといかんのでは無いか?と思うことが文学フリマ等でZINEを購入する際に感じるので書き起こしてみました。

守屋SHIGE美の履歴


私は40歳過ぎて本格的に一次創作をスタートし、紙の同人誌を作り始めてから5年が経過した兼業主婦です。上の記事(無名人インタビュー)で創作活動を本格的にするようになったキッカケをお話しています。

若いときに音楽をやっていたことから、20代で作詞→短歌を創作。バンド活動を経て30代では子育てとメイクアップアーティストになるための勉強に明け暮れ(結局卒業したけどいまだに事務員)、40過ぎて小説を書き始めました。

作品がたまった時に本を作りたい!となり、文学フリマというものがあるという情報を得たのが2020年。申し込んだ文学フリマ福岡は中止になったものの本を作ることは止められず、無配・コピー本含む22種類の本を作成しました。

そんな私が「本を作るために必要なあれこれ」を書いていこうと思います。
価格の件は今回は書かず純粋に本を作るために必要なことのみにしようと思います。

本の大きさは?

好きにしたら良いと思います。
最初から突き放した言い方になって申し訳ないのですが、本当に自分がこれ!と思う大きさで作っていいのが同人誌の良いところです。実際に私が作った本はA4(公共で使われる書類の大きさ)の32分の1の豆本から、B5サイズ(大学ノートの大きさ)までです。

世に出回っている本のスタンダードな大きさが知りたい?それならば、漫画ならB5(私が作ったこのサイズの本も漫画中心でした)、もしくはA5(書類の半分のサイズ)サイズがスタンダードです。
同人誌を印刷する印刷所さんで上記のサイズが刷れないところは聞いたことがありません。
小説ならば、A5(アンソロジーなどで良く作られるサイズ)か、A6(市販の文庫本の大きさ)が多いです。私は薄い本を作る際はこの二つの間のサイズであるB6サイズ(市販の漫画本サイズに近い)で作ります。A6は対応してくれる印刷所さんが多いのですが、B6は少なくなるので調べないといけません。

とはいえ、私が見る限り小説本をA4サイズ(でかい)で作られた方もいらっしゃいますし、漫画をA6で作られる方もいらっしゃいます。(手塚治虫全集みたいでかっこ良かった)本当に自由です。

本の最後には奥付を入れよう!


本の印刷は自宅のプリンタで刷る、印刷所に出す、コピー機で作るなど選択肢があります。印刷所で刷ってもらって、自宅で製本する方もいます。
糸で綴じるなど特殊製本をしたい人は、そうされる方もいます。
ただ、印刷所を使う場合は奥付に明記するのがマナーとなっています。最近書かない人がいますが、本を発行する側の責任として記載しましょう。
最低限必要なものとして
・発行年月日
・発行者(サークル名など)
・著者名
・協力者(デザイン、イラスト、寄稿してくれた人がいたらその人の名前)
・印刷会社(自宅コピーの場合などは不要)
・連絡先(フリーアドレスでいいので、乱丁や落丁があった場合の連絡先を記載)

以上が書いてあれば良いと思います。上記の他にxやインスタ、noteなどのアカウントを記載しておくと、本を気に入ってくれた方がフォローしてくれる場合があるのでおすすめです。
2年前に出店した文学フリマ福岡でお隣の方の本を購入した際、携帯番号が書いてありビビりました。
それはおすすめしません。(やる人はほぼいないと思いますけども)

字の大きさを決める

これもまあ好きにしたら良いんですけど、バランスが取れた本の方が完読率も上がりますし、本に集中できると思うのであまりに小さい文字や大きい文字ではない方が良いと思います。
本に対して大きすぎても小さすぎても読みにくいので、市販の本などを参考にして決められると良いかなと思います。

五十代の私からすると――――まだ大きいのは良いのですが、やたら小さい字でおしゃれなカラー印刷とかされている本が……読めないんですよ。
内容は良いのに字の大きさで離脱されるのは悔しくないですか?
綺麗な色で刷る時は特に、視認性を大事にして欲しいです。一部だけでも試し刷りするとかして、一般的な本と比べてみて欲しいかなと思います。

拙作で恐縮ですが、200p近くの本を作る時は字の大きさや配置に神経を使います。新書判も文庫も大体同じくらいの文字サイズが読みやすいんじゃ無いと思いますが、私の場合9pt(ユニバーサルデザインの明朝)を使用しています。

新書判・ハヤカワポケットミステリサイズ

スクショなんで荒いですが、実際はもっと見やすいです。

本のページ数の数え方


間違えている方がたまにいらっしゃるので書いておきます。
書籍は表紙が1p目になるため(遊び紙は数えない)タイトルページは基本的に3pとなります。
本文+表紙(表裏表紙各二枚の4p)が書籍のページ数となります。
印刷がたとえ片面でも、裏は一つのページとして数えます。

最後に


最近同人誌やZINEを買ったら奥付を入れてない人が見受けられ、気になったのでこの記事を書いてみました。
奥付を作る意味としては、書籍に責任を持つことというのが一番ですが
その他にも――例えば著作権で争うことがあった場合に発行日で証拠になるという面もあります。
そんな争いに巻き込まれる予定はどなたもないでしょうけど、万一を考えて入れておくに越したことはありません。
発行日と印刷会社の履歴(最近はマイページに履歴が残ると思います)が在ればバッチリかと。
コピー本でも記録しておけば、イベントの頒布実績と照らし合わせて証明することが可能です。

自衛の為にも、購入者のためにも、ちゃんと記録して正々堂々自作品を発表しましょう!

というわけでお役立ち系メモ記事でした。

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