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kazehukaba
梅雨占い ②
今年の梅雨はいつまで続くのでしょう。じめじめしていて気持ちが沈んでしまいますわ。
どれ、わたくしが一つ占ってみましょうか。このように雄鹿の肩甲骨に穴をいくつか開けますでしょ、上溝桜の皮で焼きましたら、割れ目ができましてよ、その形で吉凶を占うのです。
それって、太占の法とか言うんでしょ、いやですわ大昔の人じゃあるまいし。梅雨なんて、多かれ少なかれ訪れるのです、明けるときは明けますよ。まだまだわれわれの力ではそれ以上はどうすることもできないのです。
ならばこの雨と湿気に備えて対抗策を講じましょうよ。地面より高い位置に大事な物を収納して、壁面は三角柱を組み合わせて晴れれば通気性良く湿度で木材が膨張して雨の侵入を防ぐのが現代の最先端技術ですよ。
素晴らしいですね。
やりとりのあと校倉造りの隣に赴き大仏像に「どうか空梅雨になりますように」と拝む天平人と将来五言絶句の御神籤と鹿みくじができるとつゆ知らぬ鹿。
410字
半導体大仏以来物語があおによしナドナドです。あのとき半導体さえなければ。
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