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chari_lele
スネーク満床 ③
電話が鳴りました。何ということでしょう、この番号が現在も使われておりましたとは。普段は無視する固定電話ですけれど受話器を手に取ってしまいました。
無言。息づかい。しばらく聞いておりましたけど他の用事を思い出したので切りました。
またすぐに電話が鳴りました。同じ番号からでした。今度はつくり声で、お前の秘密を知っているぞバラされたくなかったらすぐに金を用意しろですって。
またです。しつこいわ。
何だ、盗聴でもされているのか? なぜ黙ってるんだ。
まぎれもなくあの人でした。信じられないことに過去からかけているのです。着歴が出ないのをいいことに安心して悪戯電話ができた時代からでした。懐かしさに思わず返事をしそうになりましたわ。思い止まりましたけど。
あとで後悔したのは、今のうちからサインのお稽古をしておくのよ、違法薬物には手をださないでねと言えば良かったという一点でした。だって、さもないと私のようになってしまうからね。
410字
「ほらそこにもヘビが。そこらじゅうヘビだらけだわ」
元ネタを再生してから書きました。思わず聴き入ってしまい戻って来れなくなるかと思いましたが。
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