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strongfeeling
ときめきトゥシューズ ②
人はなぜバレリーナに憧れるのだろう? スラスラと英語を操り軽くジョークを飛ばして笑いをとる自分をイメージしながら地道な努力は怠り外国人と見れば尻込みし頭の中なかは真っ白!だとしても、テストの前日の一夜漬けで誤魔化せるだろう英語ならば? がバレエとなれば日々の練習を怠りダイエットもせず、なおも踊りたいとは厚かましいにも程があろう?
だが時代はどこまでも優しかった。
バレエ界の自動翻訳機ならぬバレエ体験用下半身踊れる君が遊園地に設置された。あとは上半身の演技だけ。自前のトウシューズを踊れる君に履かせ自宅の椅子に胡座をかいて練習を重ねた振りと本物の脚をスカートに隠し実演。計算外にもトウシューズが踊れる君にイカれてしまった。
「いいの? 履き潰されて捨てられるだけよ?」シューズは不敵に言い返した。
「彼、私を大切にするって約束してくれたわ。いざとなれば君の元の脚だってちゃんと確保してあるから、ですって」
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