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【新生児】はじめての小児科

まめ芝が生まれて、2週間が経ったころ。
私たちは、ある問題に頭を悩ませていた。

それは、「便秘」である。

もう3日目だ。
うんちが、全然出てこない。

授乳は1日に15回前後。
母乳はしっかり飲めている。
体重も順調に増えている。

それなのに、うんちだけが出ない。

――うんちは、一体どこへ…?

この小さなお腹の中に、
3日分のうんちが停滞していると思うと、
胸がぎゅっとなる。

――早く出してあげたい。
  ...…というか、早く出してくれ。

そんなふうに願いながら迎えた3日目の朝。
今日は木曜日。

小児科の、休診日である。

本当は昨日の時点で、
「丸2日出てないな」と気づいていた。

でも、生後2週間の赤子を
病院に連れて行くのは、
正直、気が引けた。
(当時は百日咳やコロナなど、
感染症が流行していた。)

――しまった。
  昨日のうちに受診すればよかった。

後悔先に立たず、である。

休診日の1日は、やたらと長い。
時計を見るたび、ため息が出る。

――さっさと時間が流れて明日になってくれ。
  それか、うんちよ今すぐ顔を出してくれ。

気づけば、
頭の中は「まめ芝」よりも
「まめ芝のうんち」のことでいっぱいだった。

そして、待ちに待った金曜日。

受付開始時間の2分前から電話を構え、
8時半ぴったりに小児科へ電話した。

初診だったが、
「すぐ来てもらって大丈夫ですよ」
と言ってもらえた。

たまたま休みをとっていた夫と共に
家族3人で病院へ向かった。

待合室には、3〜4組ほど
子どもを連れた親たちが座っていた。

もちろん、まめ芝が一番小さい。

白いおくるみでぐるぐる巻きにし、
防御代わりに顔まわりの布を立てる。

マスクができない赤子への、
せめてもの感染対策だった。

周囲から見たら、
でかい豆腐を抱えているようなかたちとなった。

その横で、夫がきょろきょろと
周囲を見回している。

私はすぐにわかった。

――こいつ、
  「この中で、まめ芝が一番かわいい」
  って思ってるな。

案の定、夫はぼそっと言った。

「……公平な目で見ても、
まめ芝が一番かわいいな」

……分厚い親フィルターがかかった目である。

まあ、私も同じフィルターがかかった身。
大きく頷き同意した。

そうこうしているうちに
診察室へ呼ばれた。

浣腸をしてもらい、
まめ芝を抱いて再び待合室へ戻る。

すると、1分も経たないうちに、

――ブッ。

大人の、やや大きめの屁くらいの音がした。

一瞬、不安になった。

――今の、私の屁だと思われてないだろうか。

謎の羞恥心が湧き上がり、
私は少し大きめの声で

「あ〜!出たね〜!
 よかったね〜!」

と腕の中のまめ芝に語りかけた。

保身100%の音量だった。

おむついっぱいにうんちを出したまめ芝は、
とてもすっきりした顔をしていた。

これにて、
私の4日間にわたる杞憂は、
無事、解消されたのであった。


ちなみに、
まめ芝を豆腐巻きにした
6重ガーゼタオルはこちらです。
気になる方はどうぞ。


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授乳、沐浴、夜中の抱っこ…新生児1か月の毎日は、ほぼ同じ繰り返し。そんな日々を、いろんな角度からまとめました。育児に奮闘中の人も、これからの人も、気楽に読んで、少し笑ってください。

新生児1か月の記録を、時系列でまとめました。 授乳、沐浴、夜中の抱っこ。 切っても切っても同じような一日の繰り返し。 でも、金太郎飴は少し…

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