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年収800万円を捨ててでも、守りたかったもの

「危なく、800万円のために人生を棒に振るところだった。」

少し強い言葉かもしれません。
でも、今の私は本気でそう思っています。

私は、20年以上、警察官として働いてきました。
地域の安全を守りたい。
困っている人の力になりたい。
子どもたちや高齢者の方々が、安心して暮らせる社会をつくりたい。

その思いは、警察官になった頃からずっと変わりませんでした。

けれど、現実の仕事は、思いだけで進められるものではありませんでした。
膨大な書類。
組織の命令。
自分にはどうしても合わない業務。
責任の重さ。
そして、弱音を吐きにくい空気。

「これも仕事だから」
「家族がいるから」
「安定しているから」
「ここまで続けてきたから」

そうやって、自分に言い聞かせながら、毎日を耐えていました。

年収は約800万円。
社会的にも安定した仕事。
家族もいる。
世間から見れば、辞める理由などないように見えたと思います。

むしろ、辞める方が理解されにくい。
「もったいない」
「安定を捨てるなんて」
「家族は大丈夫なのか」

そう言われることも、自分自身が一番よく分かっていました。

だからこそ、動けませんでした。

でも、その「安定」は、いつの間にか私にとって、自分の心の色を奪う檻になっていました。

本当はやりたいことがある。
本当は伝えたいことがある。
本当は、人と向き合う仕事をもっとしたい。
歌も、講話も、絵本も、地域の人との関わりも、自分の中ではずっと大切なものだった。

それでも私は、安定という言葉の前で、自分の本音を押し込めていました。

転機になったのは、適応障害による休職でした。

心と体が、もう進めないところまで来ていました。
その時は、本当に苦しかったです。
自分が壊れていくような感覚もありました。

でも今振り返ると、適応障害は「もう無理をするな」という、心からの重要なアラートだったのだと思います。

人は、限界を超えても、しばらくは動けてしまいます。
責任感がある人ほど、我慢できてしまう。
家族のため、職場のため、誰かのためと言いながら、自分自身を後回しにしてしまう。

けれど、自分を壊してまで守るべきものとは何なのか。
その問いから、私は逃げられなくなりました。

「今、一歩踏み出さなければ、一生後悔する。」

どん底の中で、そう思いました。

そして私は、警察官を辞めました。

年収800万円を手放すことは、簡単な決断ではありませんでした。
不安がなかったわけではありません。
むしろ、不安だらけでした。

でも、その先にあったのは、ただ収入を失う人生ではありませんでした。

そこにあったのは、自分自身を取り戻すという、本当の豊かさでした。

今の私は、「シェリフうえまさ」として、講演活動やギターの弾き語り、絵本やイラストの制作を行っています。
子どもたちに安全を伝える。
高齢者の方に防犯を伝える。
地域の方々に、安心して生きるための考え方を伝える。
そして、歌を通して、言葉だけでは届かないものを届ける。

警察官時代に大切にしていた「安全安心を守りたい」という思いは、形を変えて、今も私の中にあります。

むしろ今の方が、自分の言葉で、自分の表現で、人に向き合えている感覚があります。

私は、「続ける才能」がある人間ではなかったのかもしれません。
強い人間でもありません。
我慢し続けられる人間でもありませんでした。

でも、自分を救う力は、誰の中にもあると思っています。

今いる場所が苦しい。
でも、安定しているから辞められない。
家族がいるから動けない。
周りに何を言われるか怖い。
そんなふうに、自分の本音を押し殺している人は少なくないと思います。

もちろん、簡単に辞めればいいという話ではありません。
無責任に飛び出せばいいという話でもありません。

ただ、選択肢は一つではない。
今の場所に居続けることだけが、人生を守る方法ではない。

私はそれを、自分の人生を通して知りました。

今回の動画では、私がなぜ年収800万円の安定を手放したのか。
警察官時代に何を感じていたのか。
適応障害を経て、どのように自分の人生を選び直したのか。

そのことを、できるだけ正直に語っています。

今、何かを我慢し続けている人。
自分の心の声を聞こえないふりしている人。
「このままでいいのか」と、どこかで感じている人。

この動画が、あなた自身の心を守るための小さなきっかけになればと思います。

心の護身術
「年収800万円を捨ててでも守りたかったもの」
元警察官の告白

ぜひご覧ください。


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