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災害時にスマホが使えないのは、電池切れだけじゃない

6月9日は「サイバー防災の日」

スマホの充電、気にしていますか。
モバイルバッテリーを持ち歩いて、こまめに充電する。
そこまで意識している方は多いと思います。

でも、スマホが使えなくなる理由は、電池切れだけではありません。

アカウントの乗っ取り、パスワードの失念、連絡先データの消失。
災害のどさくさに紛れて、こうしたトラブルは起きやすくなります。

今日お伝えしたいのは、「充電できる」だけでなく、
「ちゃんと使える状態」で災害を迎えるための備えです。

特別な道具も、大きなお金も必要ありません。
今日、設定をひとつ確認するだけでいい。


電池切れ以外で、スマホが使えなくなるとき

パスワードが思い出せない

普段は顔認証・指紋認証でロック解除しているため、 パスワードを手入力する機会はほとんどありません。

ところが——

端末が水没した。 画面が割れて認証できない。
避難先で機種変更せざるをえなくなった。

こうした状況になって初めて、 「パスワードが分からない」と気づく方は少なくありません。

焦っている状況での入力ミス、アカウントロック。
スマホに電源が入っているのに、使えない。
そういう事態は、十分ありえます。

連絡先がスマホの中にしかない

家族の電話番号、暗記していますか。

クラウドへの同期をしていない場合、 端末が壊れた瞬間にすべての連絡先が消えます。

「夫に電話したいのに番号が分からない」
「子どもの学校に連絡できない」

そんな状況は、意外と身近なところにあります。

混乱に乗じた詐欺・乗っ取り

大規模災害の後は、 「支援金の申請はこちら」 「安否確認サービスです」

といった偽メッセージが急増します。

焦っているときほど、不審なリンクを踏んでしまいやすい。
アカウントを乗っ取られると、家族への連絡だけでなく、 各種手続きにも大きな支障が出ます。


今日からできる3つの備え

① パスワードをスマホの外に控える

主要なアカウントのパスワードを、 手帳の一角や小さなノートにメモしておきましょう。

「スマホがなくても確認できる場所」に保管することが大切です。

パスワードマネージャーの活用も有効ですが、 まず今日できることとして、アナログな控えを一枚つくるところから始めてみてください。

② 連絡先をクラウドに同期する

iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleアカウントへの 同期設定を一度確認してみてください。

設定さえしておけば、端末が壊れても連絡先は守られます。

さらに、家族の電話番号を紙に書いて財布に入れておくと、 スマホ自体が使えない状況でも安心です。

③ 二段階認証を設定しておく

LINE・メール・SNSへの二段階認証設定は、 不正アクセスのリスクを大きく下げます。

設定は数分で完了します。

「そういえばやっていなかった」という方は、 今日のうちに確認してみてください。


まとめ

  • スマホが使えなくなる原因は、電池切れだけではない

  • パスワードの失念・連絡先の消失・アカウント乗っ取りは、災害時に起きやすいトラブル

  • パスワードの控え・クラウド同期・二段階認証の3つが、今日できる備え

モバイルバッテリーを用意することと同じくらい、
「使える状態を保つ」準備も大切です。

充電できても、つながれなければ意味がない。

今日、設定をひとつ見直すだけでいい。
その小さな習慣が、いざというときのスマホを守ってくれます。

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