標高を知っている人は、備えが一歩違う
6月3日は「測量の日」です。
あなたは今住んでいる場所の標高を、言えますか?
標高——と聞くと山の話のように感じるかもしれません。
でも実は、自宅の標高を知っているかどうかで、防災への向き合い方がじわっと変わってきます。
標高はハザードマップより前に知っておきたい、土地の基本情報。国土地理院の「地理院地図」で今日1分で調べられます。
今日はそんな話をさせてください。
「備え」って、何から始めればいいんだろう
防災グッズを揃えなきゃ、と思いながらも、何から手をつければいいかわからない。
そんな気持ち、私にもありました。
水?食料?懐中電灯?調べるほどに「あれも必要、これも必要」となって、結局何もできないまま時間が過ぎていく。
でも今は思います。
備えの本当のスタートラインは、自分の足元を知ることだと。
グッズより先に、まず「自分が住んでいる土地」を知る。
その第一歩が、標高です。
標高を知ると、何が変わるのか
標高でわかること
標高とは、海面を基準とした土地の高さのことです。
「海抜〇メートル」という表現と同じ意味です。
この数字を知っておくと、こんなことが見えてきます。
大雨のとき、浸水しやすい場所かどうか
津波が来たとき、どのくらいのリスクがあるか
近くの避難場所と比べて、高い場所か低い場所か
ハザードマップは「どこが危ないか」を色で示した地図ですが、標高はその前提にある数字です。
自分の土地がどんな高さに位置しているかを知ることで、ハザードマップの見え方も変わってきます。
低いから危ない、とは限らない
「標高が低い=危ない」と思いがちですが、実際はもう少し複雑です。
海抜2メートルの土地でも、しっかりした堤防があれば状況は変わります。
逆に標高が高くても、山の斜面なら土砂災害のリスクがあります。
大切なのは、数字だけで判断しないこと。
標高はあくまで「自分の土地を知るための入口」として使うものです。
今日できること|地理院地図で標高を調べる
調べ方はかんたん3ステップ
難しい操作はありません。スマホでもできます。
① 「地理院地図」で検索する
国土地理院が運営する無料の地図サービスです。
② 自宅の住所を入力する
検索窓に住所を入れるだけで、地図が自宅付近に移動します。
③ カーソルを自宅に合わせる
画面下部または右下に、その地点の標高が表示されます。
たったこれだけです。
ぜひ今日、試してみてください。
調べたらメモしておく
数字を知ったら、そのままにしないことが大切です。
自宅の標高:〇メートル
近くの避難場所の標高:〇メートル
職場や学校の標高:〇メートル
複数の場所を並べてみると、
「避難場所より自宅の方が高かった」
「職場周辺は意外と低地だった」
など、地図を眺めているだけでは気づけない発見があります。
まとめ
6月3日は「測量の日」。自分の土地を知るきっかけにしたい日
標高はハザードマップより前に知っておきたい「土地の基本情報」
「地理院地図」で今日すぐ、1分で調べられる
自宅・避難場所・職場など複数の標高を並べると新しい発見がある
数字はあくまで入口。土地を知る第一歩として活用しよう
備えというと、グッズや食料を揃えることをイメージしがちです。
でも一番最初にやることは、自分が暮らしている土地を知ることかもしれません。
標高というたった一つの数字が、あなたの備えの解像度を静かに上げてくれます。
今日、1分だけ試してみてください。
