不可抗力だと思えれば、生き方グッと楽になる。
「不可抗力」という言葉があります。
手元の国語辞書(新明解第四版)によれば、「人間のちからではどうすることも出来ないこと」とあります。
非常に大げさな表現ですが、だいたい他の辞書でも同じような意味が書かれています。
自分がある仕事を任されたとして、それが難しい案件であればあるほど、失敗やうまくいかないケースが出てきます。
本当は自分が担当したからには何とか着地させたい、うまくことを運びたいと思うのですが、そうはいかない案件というものがあるのです。
そんな困難な状況に陥った時に、僕自身は「まあ不可抗力だから仕方がないな」と思うようにしています。この案件を仮に別の人が担ったとしても、きっと同じような結果になるだろうと考えるわけです。
ところが、真面目に事態を受け止めて、今回の問題発生は自分が犯したミスであると考えてしまう人たちがいます。
「自分の能力が足りなかったからこうなってしまったんだ」とか、「ミスして怒られたり責められたりしたらどうしよう」と気に病む人がいます。
でも、そんなことはないですね。
自分を責めたって何の意味もないですし、気に病めば、そのまま本当に病んでしまうかもしれません。
僕などは、仮に誰かから責められたとしても、「だったら自分がやったらいいんではないですか」と、いつでも開き直れる体制を作っています。
そういう気持ちを秘めていることで、不思議と周囲から僕を責めようという人はいなくなります。(ただし、欠席裁判的に悪口を言ってくる人は一定数います)
うまく開き直れるポイントとしては、自分が目の前の案件にベストを尽くしているので、責められる筋合いがないと、自分自身を納得させられるかということでしょう。
自分以外の誰もが同じ結果になるだろうと確信できるほどに、自分自身の仕事には誠意をもって対応せねばならないと思う訳です。
ここまでをまとめると、
①自分自身を納得させられるほどに努力をしておく
②その上で起こってしまったことは仕方がないと割り切る
そんな態度が仕事において必要なんではないかというお話でした。
世の中、不可抗力(=人間にはなすすべ無し)だらけだと思うようになれば、日常をとても朗らかに過ごすことができるでしょう。きっと。
