排水口詰まりの神器「アサダ・ローポンプ」プロも驚きの300円魔改造アダプター術
排水口が詰まった時、数万円払って業者を呼ぶことは無くなりました――。

キッチンやトイレなどの排水が流れなくなり、汚水が溜まっていく――。 この絶望的な状況で、多くの人が真っ先に取る行動は「排水 詰まり 業者」での検索でしょう。
電話一本で業者が駆けつけ、何やら強力な道具を使って一瞬で解決してくれる。その対価として支払う「3万円〜」という請求書。場合によっては悪徳業者から必要のない施工までされた挙句請求額が数十万の高額請求をされるみたいな話も聞きますよね。
シェアハウスの現場で水のトラブルに立ち合ってきた私の経験から言えば、その数万円の作業の正体は、大抵「強力な加圧ポンプを数回ガシャガシャと動かすorトーラー(長いワイヤーのようなもの)を入れてグルグル」という事実があります。もちろんその為に作業に来て解決するのでその分の費用としては妥当と判断されるかもしれません。
ですが、私は「詰まり業者と同じもの使えばいつでも解決じゃね?」と思っちゃうので業者さんに何を使っているのかを聞きます。
その「業者の道具」こそが、「アサダ・ローポンプ」です。
これは以前、私が書いた記事
🛠 業者に頼らず回せる!シェアハウス運営者が選ぶ最強アイテム3選
こちらでスマートロック・PPスルーKと並びローポンプを紹介させていただきました。
《参考動画|Youtube:@hiroshiworkさん》
業者が使うこの神器さえあれば、詰まりの9割は自分で解決できます。本体価格は2万円前後。業者一回分の費用くらいで「一生モノの解決力」が手に入ります。
ところが、この神器を買った人でも解決には困難な「物理的な壁」が、実は潜んでいます。今回はその解決方法を公表します。
🎧“聴く”note|▶️この記事の音声要約を聴く:5分28秒
その他の記事の音声要約集はこちら👇
🎧ながら"聴く" note|音声要約マガジン📖
■ ローポンプにも弱点があった!

キッチン排水口の詰まりにローポンプを使って意気揚々と作業を始めても、うまく圧力がかからない….。なぜだ…..?
その原因は、道具の性能不足ではなく、「排水パイプの大きさ」にあります。日本の住宅で多用される排水管の径は主に2系統に分類されます。

① 呼称40サイズ:少し古い物件や狭い場所での水周り設備
② 呼称50サイズ:最近の戸建てやマンションの標準サイズ
ローポンプの標準ラバー(ゴム)は大きすぎて排水パイプに密着フィットしないんです。

プロの詰まり業者はどうするか?
サイズが合わない場合は濡れ雑巾を隙間に詰めて吸引時に空気漏れが起こらない工夫します。ですが漏れにくくはなっているものの、完璧に密閉されるわけではないのでローポンプのポテンシャルはダダ下がりで詰まりの解消までに時間がかかってしまうんです。
これはなんとかせねば🤔
■ LLC-HOUSE流・最適解:300円の「密閉ドッキング」
そこで私が辿り着いたのが、ホームセンターの塩ビ管コーナーに数百円で並んでいる「75×40 偏心ブッシング」を、あえて「径を拡大するアダプター」として逆転活用する術です。
《75×40 偏心ブッシングってこんなの》

なぜこれが最強なのか?
ポイントは、わずか300円という圧倒的なROI(投資対効果)と、「偏心(穴が端に寄っている)」というデザインにあります。
キッチンの排水管は場合によっては、壁際ギリギリに設置されています。中心が揃った通常のパーツでは壁に干渉してローポンプを垂直に構えられませんが、この「偏心ブッシング」なら、くるりと回すだけで壁を避け、真空圧を生み出すための完璧なポジションを確保できるのではないでしょうか?
■【実際にやってみた】手順を解説
ここからは、私が実際に現場で標準化している「密閉ドッキング」の手順を公開します。
1. 事前準備の養生

排水が吹き出すリスクを想定し、シンク下を養生しましょう。作業時に排水が飛び散ったり、拭き出したりすることもあり得ます。
これは作業中のアクシデントや作業後の清掃を出来るだけ減らす為の事前準備です。

2. シールテープを巻く

養生したパイプの先端に、シールテープを3〜4周巻き付けます。これで塩ビ同士のわずかな「スキマ」を出来るだけゼロにします。真空圧を100%伝えるための重要な工程ですしローポンプを使用中に塩ビ同士の接合部から無用な汚水漏れを防げます。
(ちなみにシールテープはホームセンターじゃなくても最近100均でも売ってます)
3. ドッキング

シールテープの上からブッシングをギュッと差し込みます。
これで準備完了!
4. ローポンプ発動

ローポンプのラバーを垂直に押し当て、一気にハンドルを引きます。 「ゴボゴボッ!」という手応えとともに、逃げ場を失った真空圧が、詰まりの原因を根こそぎ吸い上げます。
他の人が1時間かかってしまう作業が15分程度で終わります。
■ 魔改造にかかった費用は、わずか300円程度、この威力を是非とも感じて欲しい

300円そこらの塩ビブッシング1つで、ローポンプが狭い排水口への対応できるようになった。
既製品をそのまま使うのではなく、現場の解像度を上げて、道具を自分たちの環境に最適化する。 それこそが、住まいの維持管理という難題をスマートに解決し、運営の質を高める鍵になると私は信じています。
ローポンプは買っておいて間違いないと思います。買った際にはついでに75×40 偏心ブッシングも併せて購入しておけば詰まりのトラブルはほぼ解決できると思いますのでオススメの組み合わせです👍
製品販売先リンク
《楽天市場》
《Amazon》
《モノタロウ》

《カインズ》
《コメリ》

記事を見て気に入った方は"スキ"や"コメント"、"シェア"いただけますと励みになります!
💬 あなたの「知りたい」をお寄せください
記事に関するご質問、シェアハウス運営の日々に関するご質問、シェアハウス業界に関するもの、その他ビジネスの課題など、幅広く受け付けています。LLC-HOUSEに関して気になる事などお待ちしています!
《関連マガジンはこちら》
🛠️業務改善とイノベーション
現場を回す、暮らしをよくする。改善と挑戦の記録。新たな仕組みからDIYによる設備改善、入居者のQOL向上への取り組み、現場目線の創意工夫を記録しています。
《🌐note記事サイトマップ》
他にもシェアハウス運営の実記録や、WEBマーケティング関連の情報も盛りだくさんです。あなたに役立つ情報が見つかるかも。
🏠《LLC-HOUSE公式はこちら》
東京を中心に、家賃月額3万円台〜のシェアハウスを20棟以上企画・運営しています。10年以上の運営実績があり安心・安全なシェアハウス運営を心掛けています。
