#93 私達はトウモロコシを毎日食べている?
「昨日トウモロコシを食べた人はいますか?」
ぜひ授業でしてほしい質問である。
ほとんど手が挙がらないと思うが、おそらく大多数の人がトウモロコシを食べている。
世界三大穀物と称される米・小麦・トウモロコシ。一番生産量が多いのはトウモロコシである。
日本人になじみがあるのは、サラダに彩を加えたり、茹でて食べたり、バーベキューで焼いて食べたりする、鮮やかな黄色の「スイートコーン」と呼ばれるトウモロコシである。また、ポップコーンでおなじみの過熱すると破裂するトウモロコシも一般的である。
トウモロコシは、他にも「フィールドコーン」や「コモディティコーン」と呼ばれる品種がある。これらは、家畜の飼料やデンプン、トウモロコシ粉の原料として加工される。また、近年ではバイオエタノールやビニール袋の原料としても使用されている。
日本では、トウモロコシの国内使用量の8割が飼料として消費されている。つまり、わたしたちが肉や卵を食べる時、間接的にトウモロコシを消費しているのである。さらに、トウモロコシは油や甘味料としても加工されているので、私たちが揚げ物やジュース、菓子類を食べる時にもトウモロコシを間接的に消費している可能性が高い。
黄色いトウモロコシを毎日かじって食べている人は少ないかもしれないが、日本人にとってトウモロコシは、あるいは米以上に身近な穀物と言えるのかもしれない。
【参考】
