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#392 日本人の食卓を支える指定野菜とは?

野菜には旬がある。
しかし、日本では多くのおいしい野菜を一年を通して食べることができる。
その背景には、私たちの食卓に欠かせない野菜を守るための「指定野菜」という制度がある。

指定野菜とは、日本でとくに「消費量が多い野菜や多くなることが見込まれる野菜」のことだ。
農林水産省は、このような野菜を国民がいつでも食べられるように、「指定野菜価格安定対策事業」を行い、対象野菜の価格が下落した際に生産者に補給金が交付される仕組みをつくっている。

2025年末現在、指定野菜になっているのは以下の14種類の野菜だ。

キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、
ねぎ、にんじん、はくさい、ばれいしょ(じゃがいも)、ピーマン、ほうれんそう、レタス

さらに、近年の需要の増加を背景に、2026年から新たに指定野菜に追加されることになったのが「ブロッコリー」だ。
指定野菜が追加されるのは、1979年の「じゃがいも」以来およそ50年ぶり。
農林水産量によると、「他の指定野菜とそん色のない野菜になったこと」が追加の理由だそうだ。
このことにより、生産者が増えて流通量が増え、ブロッコリーの値段が下がって消費者が手にしやすくなるという好循環が生まれる可能性がある。

また、日本には指定野菜以外にも安定供給を図るための「特定野菜」という制度がある。

特定野菜とは、「指定野菜に次いで、国民の消費生活において重要と位置づけられている野菜」のことで、以下の35品だ。

【特定野菜(28品目)】※農林水産省が定めたもの
アスパラガス、いちご、えだまめ、かぶ、かぼちゃ、カリフラワー、かんしょ(甘藷)、グリーンピース、ごぼう、こまつな、さやいんげん、さやえんどう、しゅんぎく、しょうが、スイートコーン、すいか、セルリー(セロリ)、そらまめ、ちんげんさい、にら、にんにく、ふき、みずな、みつば、
メロン、やまのいも、れんこん、生しいたけ、ブロッコリー(※2026年度から指定野菜に)
【特認野菜(7品目)】
オクラ、ししとうがらし、にがうり、みょうが、らっきょう、わけぎ

これらの野菜も、指定野菜に準じて価格が暴落した時に公的な補填金が得られる野菜となっている。

私たちが旬の野菜を一年を通して食べられる背景には、こうした公的なサポートが欠かせないものとなっている。

授業での活用としては、日本の農業を扱う導入で「指定野菜をすべて当ててみよう!」といった活動が面白そうだ。

【目次】

【参考】


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