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プレゼンでは台本を覚えてはいけない

パワーポイントも資料も何もなしで、90秒で自分のアイディアや企画をプレゼンすることになったらどうしますか?

話す内容を組み立てた後、ガッツリ台本をつくって、暗記する。
以前の私はそうしていました。

でも、人前に立つと緊張するから、言葉が飛んだりして、頭真っ白みたいな状態になってしまいます。

実際、自分の事は棚に上げて、他の人のプレゼンを見ていて感じたのは
「内容はとってもいいのに、プレゼンで損をしちゃう人とそうでない人がいるなぁ」ということ。

その違いはたったひとつ。

頭の中に台本を思い浮かべているか、そのときの自分の言葉で語っているか。その違いだけでした。

台本を一生懸命覚えて話そうとすると、矢印が自分に向きます。
目線も伝えたい相手ではなく、思い出そうとすると上に目線がいったりしてしまいます。

そうすると
「あ、今この人は言うことを思い出そうとしている」というのがどうしても伝わってしまいます。

人前に出て話をするのは緊張するし、ましてやここ一番!というプレゼンではビシッと決めたいですよね。

そんな極度の緊張状態になっていると、どんなに練習して暗記しても「頭が真っ白」になったりします。

そこで言葉が出てこなくて詰まってしまったり、一生懸命思い出そうとして自信なさげなプレゼンになってしまったら、やはりもったいない。

ではどうすれば?

台本を一言一句覚えようとしないことです。

私もこれまでに何度か痛い目を見ました。そして、一言一句覚えるのはやめました。
何をするようにしたかというと、台本は一応書くけれど、頭の中には話すことを「位置情報」としてインプットするようにしました。

頭の中に「見出しをつけた箱」を用意して並べるのです。

具体的には、最初に「結論」をズバリと言う。
次に「ポイント」を簡潔に紹介し、最後に具体例をひとつだけ示す。

そんな感じで構成しています。

こうしておくと、直前になって話の内容を変えたいと思っても、簡単に変えられます。

これがバリバリ台本をつくって、きっちり暗記をしていたら、「ここを変更したらもっといいプレゼンになる」と分かっていても今さら変更できない……なんてことにならずにすむのです。

台本はつくった方が話しやすいですよね。
でも、プレゼン本番では話す内容をブロック単位に分けて、あとはそのときの自分から出てきた言葉で伝える方が伝わります。

「思い出そう」としているときって、自分に矢印が向いています。でも、「この想いを相手に届けたい」と相手に矢印が向いていれば伝わります。
どんなに緊張していても。

いざとなると言葉が飛んでしまって、固まってしまう……という方は、「頭の中に見出しのついた箱を置く」ことをやってみるといいですよ!

それでは、また。


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