大人の母娘旅・準備編:40年前の「トラベラーズチェック」から、現代の「共有リスト」へ。
娘が送ってくれるシンガポールの最新スポットを眺めながら、次の旅に向けてパッキングのイメージを膨らませる毎日です。初お給料で旅した先がシンガポールだった私。その後の在住時代からこれまでの経験を振り返ると、旅の「三種の神器」は驚くほど変わりました。
今回は、還暦を過ぎた今の私だからこそ大切にしたい、大人のシンガポール旅・準備術を綴ります。
1. 足元こそ、旅の質を決める
昔のシンガポール、特に2回目に住んでいた頃は、とにかく暑さ対策でサンダル一択でした。当時、駐妻の間で空前の大ブームだったのが
「fitflop(フィットフロップ)」。日本人だけでなくローカルの人も、みんなあの厚底の快適なサンダルを履いて街を歩いていました。
けれど今の私は、何よりも「履きやすさ」と「疲労軽減」が第一。2万歩歩いても痛くならない晴雨兼用のウォーキングシューズを、旅行前から履き慣らして準備しています。夜のお食事用にお洒落なサンダルをスーツケースに忍ばせ、プールサイド用にビーチサンダルも忘れずに。大人の旅は、シーンに合わせた足元の切り替えが心の余裕に繋がります。
2. 「常備薬」という名の安心をパッキング
昔は「薬なんてなくても勢いでなんとかなる」と過信していましたが、今は違います。
処方薬はもちろんのこと、食べ過ぎた時のための胃腸薬、そして何より欠かせないのが「休息時間」のような湿布薬」です。動物園や植物園など、広大なシンガポールの名所を歩き回った夜、足裏に一枚貼るだけで翌朝の復活具合が全く違います。大人の旅の必須アイテムですよね。
3. 「現金」の時代から、「スマホ共有」の時代へ
昔の海外旅行といえば、銀行で発行してもらった「トラベラーズチェック(T/C)」が命綱でした。紛失しても大丈夫なようにと、一枚一枚に緊張しながらサインをしたものでした。でも最後まで慣れなかかった…!
今は、支払いのほとんどがクレジットカード。交通カードの「ez-link」も、2019年のツムツム柄とさらに古い青いカードが出てきました。果たしてまだ使えるのか……。駅の窓口で確認するのも、次回の小さな楽しみです。

さて、今でも使えるものはある?
そして、計画の立て方も進化しました。今は娘とGoogleマップで共有リストを作り、お互いが行きたい場所を保存。それを元に、夜な夜なLINEで日程を話し合っています。スマホさえあれば旅先で何でも調べられるから、ガイドブックはお留守番です。40年前には想像もできなかった、デジタルの便利さです。
4. 母から受け継いだ『紙』への愛情
古い資料を整理していたら、母が大切に持っていた「旅ノート」を見つけました。

その日のスケジュール、洋服、食事、使ったお金まで書き込める様式ですが、
あれ、写真を貼る所がない…。
ガイドブックの内容を丁寧に手書きで写し、お土産リストがびっしり。このノートには旅先から絵葉書を出すための住所録なんていうページまで用意されていました。母の時代の海外旅行は、それほどまでに「特別なコト」だったのだと、ノートから伝わる熱量に圧倒されます。
娘は「スマホがあれば十分」とパンフレットをすぐに捨ててしまいますが、私は今でも紙の地図やパンフを見つけるともらって、お土産として家に持って帰り旅のファイルにいれたり、チケットなどと一緒に自分なりに作った旅ノートに貼ったりしています。
紙は荷物になるけれど、母がそうだったように、私もページをめくる時のあのワクワク感を大切にしたい。
「紙の記録」を愛する気持ちは、母から私へと、確かに受け継がれているようです。

終わりに
母の旅ノートを見ていたら、自分も旅ノートを早く作りたくなりました。準備段階から旅は始まっていますよね。
次の旅のレポートは新シリーズでお伝えする予定です!どんなシンガポールに出会えるのか、今からとても楽しみです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
