【覚書】同人ボードゲームの印刷会社
同人サークルAMaRo Project.(アメイロプロジェクト)
瀬田まみむめもです。
当サークルでは同人ボードゲームを作成しています。
多数の作品を作成する中で、様々な印刷会社を利用しています。
どのような印刷会社を利用しているかをまとめようと思い、このnote記事を作成しました。
ただし、作成する作品ごとに様々なパターンがあると思うので、具体的な価格などは出しません。気になる方は各サイトで直接確認ください。
それでも少しでも、参考になりましたら幸いです。
あわせて、以前に委託先についての記事も作成しているので、気になる方はこちらも確認をお願いします。
なお、執筆時点の2025年5月31日時点の情報であり、この記事を見ている時期によっては情報が古い可能性がありますので、その場合はご自身で改めて確認いただければと思います。
また、利用したことない印刷会社は取り上げていない他、この所感は個人の感想となりますので、その点も留意いただければと思います。
1.【カード】プリントオン
安心の日本製
お高いが品質も高い
丁合の精度が若干気になる
当サークルで一番お世話になっている印刷会社です。
カード印刷は毎回ここにお願いしています。
カードとしては厚めでしっかりしています。
サイズはレギュラーサイズのみです。
カードの種類数とセット数の組み合わせで印刷の料金が決まり、料金表にない組み合わせはオーダーメイドで注文できますが、料金は料金表にある値段の合計となります(例:12種類で作りたい場合、9種類と3種類の値段の合計。中間の値段設定はなさそう)。
裏面の種類はどれだけ増えても同一料金です。追加料金はありません。
国内で印刷して発送なので、海外で印刷する会社に比べて割高かと思います。
丁合オプション、角丸オプションは別途。ちょっと値は張りますが、PP加工でキラカードの作成や、透明のプラスチックカードの作成も可能です。それぞれオプションをつけると納期が後ろに倒れます。
PP加工する場合は、その分カードが厚くなり通常のカードと混ぜる場合はわかりやすくなるので、その点は注意です。
カードケース(キャラメル箱)も追加料金で作成もでき、テンプレートにないサイズでもテンプレートの作成依頼をすれば可能です。丁合オプションとの組み合わせで、詰めた状態で用意してもらうこともできます。
早割(9営業日前入稿締め切り)で最大基本料金30%なので、早めに入稿できる場合は利用した方が安くなります。これ込みでだいたい1ヶ月くらいで届きます。
ただ、丁合の精度がやや気になり、付属される予備の範囲内(100セット中1セットあるかないかくらい)で「1枚足りない、1枚多い」が発生します。
手元に届いたら、重さを量るなどして、不具合がないかはチェックするのが賢明です。
総合すると、品質は非常に良く、裏面の種類にかかわらず同一料金で印刷できるので、作りたいゲームに対する融通がかなりきくため重宝しています。
2.【ゲームガイド】プリントパック
非常に安い
たまに受付停止するサイズや納品日数がある
名刺印刷が安い
ゲームガイドやチラシの印刷で利用している1つなります。
比較対象は次に紹介する「プリントプロ」となります。
数量が多くなれば1枚あたりが安くなるのはもちろん、納品までの日数を最大まで伸ばすことでさらに割安にできます。
ただ、受付を停止するサイズや日数があり、割高になることが多々あります。
「プリントプロ」との使い分けとしては、両者とも状況によって取り扱いを停止するサイズや日数を比べて、印刷したいタイミングで安い方を採用しています。
品質もあまり変わりません。
A4の片面印刷コスパが非常に高く、それ以外のサイズだったり両面印刷にすると急に高くなります(それでも安いですが)。
また、名刺印刷があるため、1度使用しました。
なかなかいい感じなので、手元にある名刺がなくなったら次も利用します。
3.【ゲームガイド】プリントプロ
非常に安い
たまに受付停止するサイズや日数がある
ゲームガイドの印刷で利用しているもう1つなります。
プリントパックで説明したものと同様で、品質も問題ありません。
こちらの方が受け付け停止する種類が少なめなような気がします。
A4の片面印刷以外だと、こちらの方が安く済むパターンが多いので要検討です。
若干、こちらの方が印刷がキレイなような気がしているので、同じ価格ならこちらを優先的に利用しています。
4.【外箱】BGM 盤上遊戯製作所
値段は高いが非常に高い品質
市販品に負けないものを作るならココ
化粧箱の印刷で利用しました。
市販品に負けない品質の化粧箱を求めるならここです。
絹目エンボス加工の化粧箱を作れば、完全にボードゲームです。
(余談ですが最初、布目(ぬのめ)エンボスと勘違いしていて恥ずかしかったです。絹目(きぬめ)です)
対応も非常に丁寧で、毎回ゲームマーケットに出展もされているので、挨拶に来てもらえます。
途中経過で写真を送ってもらえるので、形になる実感も湧きます。
強いていえば、品質が非常に高い分、値段も張るのでどこまでの原価を許容するかによって外箱の印刷を使い分けた方が良いかと思います。
ちなみに、組み立てた状態のため、届く時は複数のダンボールに分けて届きました。意外と場所を取ります。
(2025/06/02追記)
ゲームのボード(2つ折り)も作成しましたが、こちらももちろん素晴らしい品質で、ボードゲームっぽさがグンと高まります。
5.【外箱】かさまーと
お高めだが品質も非常に高い
仕切りもデザインできる
数量作成で単価は抑えられる
クリアファイル印刷がメインの印刷所ですが、デッキケース印刷も行っており、外箱として利用しました。
クリアファイルを得意としている印刷会社さんだけあり、しっかりした材質のケースができます。
また、デザインする時に透明にして中が透ける箇所も作れるので、非常に幅もあります。仕切り板も2枚分デザインできます。
少々値が張りますが、量を作成することで多少軽減はできます。
ちなみに、最低作成数の100だと割高感がありますが、それ以上の作成数になると急激に1つあたりの単価が下がります。
なお、一枚の状態で届き、抜きや組み立ては自身で行う必要があるので、外箱として使用する場合は、その手間があります。
もちろん、オリジナルのクリアファイルを作るにも最適です。
6.【外箱】みんなの印刷屋さん
市販品に負けない品質
最低100箱から
最低数作成だと結構割高
ストレージボックスの印刷に利用しました。
非常に品質が良く、かなり満足の行くストレージができます。
店舗で販売しているキャラ物のストレージとほぼ同じです。
最小作成数の100箱だと割高ですが、それ以上作成する場合、徐々に割安になっていきます。
個人的に使ったり、配ったり、単体で販売するなど考えてるなら、ちょっと多めに作成しておくというのも一つの手です。
また、有料オプションで折りたたんでOPP袋に詰めてくれるものがありますが、こちらはつけた方が良いかと思います。
「自分で詰めれば良いや」と思って、オプションを付けなかったのですが、開いた状態で届くため、場所を取るし自分でOPP袋にいれるのも大変なので、ケチるところではありませんでした……。
ちなみに届く時のダンボール箱は非常に大きく、とても重いので覚悟がいります。
ストレージボックスはサンプル請求もできるので、まずはサンプルを見てからでも良いと思います。
7.【外箱】ポプルス
安くてまずまずの品質
組み立てが大変
カード印刷が有名かもしれませんが、外箱単品(ワンピース型BOX)で利用しました。
実はオプションのように見えて、単品でも注文できます。
価格は安いです。少ない作成数でもあまり気になりません。
自分で組み立てが必要ですが、それなりの量のカードが入る外箱ができます。その組み立てが大変なので、ちょっと覚悟が必要です。
ポプルスでは化粧箱の取り扱いもありますが、これの組み立ても大変なので、サンプルを手に取る機会があれば、自分でやってみて、できそうなら作ってみるのでも良いかもしれません。なお、化粧箱は有料の組み立てオプションがあります。
(今はわかりませんが)以前のカードは「ポプルスで印刷したやつだ!」というのがわかるくらい、特徴的な手触りでやや薄いのが気になります。
ゲームマーケットにあわせたセットも取り扱っているので、「まずは作品を作ってみよう」というサークルにはピッタリかと思います。
8.【ダイス】プリントゲームズ
満足の行くダイス
最低1000個から
トラブった時の解決が大変
内容物のオリジナルダイスを用意するのに利用しました。
最低の作成数が1000個ですが、たくさんのオリジナルダイスが必要なゲームであれば問題ないかと思います。逆に少ししか使わない場合は、別の印刷所が良い可能性があります。
1000個以上であれば、数量はある程度選択できます。見積もり時に必要な数量を添えると良いです。
ダイスの各面はプリントではなく掘ってあり、質としては問題なく、非常に良いです。
ただし、入稿時の色指定がパントーン指定なのが要注意です。
中国での製造ということもあり、たまたまかもしれませんが、税関まわりトラブって非常に大変だったので、万が一の時の解決ができないという方は国内製造の会社を選択するのが良いかと思います。
9.【ラバーマット】有限会社タップ
品質は高い
数量作ればかなり安くなる
支払いが銀行振り込み or 代引き
ボードゲームの内容物ではないですが、関連グッズとして、ラバーマット印刷で利用しました。
品質はかなりよく、複数のパターンや数量を印刷することで、1枚あたりの単価もかなり安くなります。
品質も悪くはなく、ラバーマットを印刷するならここで良いと思います。
やり取りはすべてメールで、入金も銀行振込 or 代引きとなる点はやや注意です。
ラバーマットは巻かれてビニールに入った状態で届きます。
ちなみに、ラバーマットはよっぽど有名なサークルや作品でない限りは需要はないので、個人サークルで作る場合は、自分で使う数+αくらいに絞った方が賢明です。
当サークルで利用したことのある印刷会社をまとめてみました。
メジャーどころで利用していない会社もあるため、ご自身にあった印刷会社を利用すると良いと思います。
少しでも参考になりましたら、幸いです。
おしまい
