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10年前を振り返り~アップデートされていく自分~

バスやってないなぁ・・・

最後にカスミに行ったのが10年前の2016年のこの時期。

年々フィールドから足が遠のきつつあり・・・

老眼が進んでしまいルアーチェンジが大変になった、車の運転が怖くなった、等々身体的な理由ももちろんあります。

しかしながら、自分自身がアップデートしたせいもあるんじゃないかなと。

時間さえあればフィールドに立っていた10年前のわたし。

その当時は今よりずっと、とがっていたように思います。
精神保健福祉士、相談支援専門員としてだいぶ仕事ができるようになってきていた時期、事業所でも中心的な役割を担っていました。

と、同時に、資格取得を目指した時の最初の初期衝動である、「自分の精神疾患の経験も活かして仕事をしたい」、という気持ちはだんだん薄れてきつつあり・・・

「精神保健福祉士としてさらなる高みを目指したい」、「自分はもう精神疾患ではない」、なんて思っていたのもこのころだったなぁ。
実際、精神保健福祉手帳を返還したのもこの時期でしたしね。

「俺の方が勝ってる」、「あいつには負けたくない」、「強くなければいけない」、なんて常に人と自分を比較していて。

かなりマッチョだったよなぁ・・・。

でも日々そんな生活をしていると疲れるんですよね・・・

たまには肩の力を抜いて、自分を解放してあげたい、そんなときに釣りに出かけていたような気がします。

釣りは自然相手。雨も降ってくれば雷が鳴ることもある、ギラギラとした日差しに焼かれることもある。

自分の思ったようにいくなんてことはないですよね。

そんな中に身を置いて1日中魚を追いかける。

自分の力ではどうにもできないものの存在を感じ、そしてその中にちょっとだけお邪魔させていただいているような感覚。

「コントロールしなくちゃ」、「うまくやらなくちゃ」なんて考える余地もなく、「ひとりの人」としてありのままで自然の中にいさせてもらっているような、そんな感覚を味わうことで、とがっていた日々の自分を癒してくれていたのかなと。

最近フィールドに出ていないです。

釣り熱が冷めたのかな、とせつなくもなったのですがちょっと違うような気がしました。

今は日常生活の中で、「ありのまま」でいられる時間が長くなってきています。
「精神疾患でもいい」、「できないことがあってもいい」、「自分で自分を好きでいていい」。「自分に正直にいていい」・・・

そしてそのような「ありのまま」の自分を認めて尊重してくれる仲間にも多く恵まれています。

本当に幸せなことです。

なので「ありのまま」の自分を取り戻すためにフィールドに立つ必要があまりなくなってきたのかもしれません。

とがっていた角もだいぶ丸くなってきたような自覚もあります。と同時に体型もだいぶ丸くなってきましたが。

今の自分がフィールドに立ったとしたら、ルアーをキャストするときや魚を追っている時、どんな対話を自分とするんだろう・・・

そしてそんな自分を、フィールドはどんな風に迎えいれてくれるのだろう・・・

ちょっと興味深いですね。

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