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静けさの奥へ ― 河口浅間神社と母の白滝

河口浅間神社は、平安時代の貞観6年(864年)、富士山の大噴火を鎮めるために創建されたと伝えられています。
富士山の神である木花昨夜姫を祀り、古くからこの地を見守り続けてきた場所です

🌿🌿🌿

河口浅間神社

先日、河口浅間神社を訪れました。
杉の並木を抜けると、空気がすっと澄み、足音までもやわらかくなるようでした。





ここから、静けさの中へ。
静かな水音の中、清めます。


参道の中央に、ひっそりと佇む小さな祠。富士山にゆかりのある神社で時折見かけるその姿に、自然と足を止め、そっと手を合わせます。

参道の中央で手を合わせます。


そのまま静かに歩みを進めると、
視界の先に、穏やかな景色がひらけていきました。


少し歩いた先に見えてきました。


河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)本殿


落ち着いた佇まいの社。桜🌸の提灯がやわらかく灯り、ほのかな彩りを添えています。

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の🌸



木花咲耶姫(このはなさくやひめ)を想う花。
そう感じたとき、この場所に流れる時間が、少しだけ深くなったように
思えました。

自然の中にあるのに、どこか現実から離れたような感覚。
昼の光の中で、時が静かに留まっているようでした。

けれど、この静けさは、まだ続いていきます。
さらに奥へと、足を進めました。

母の白滝へ


向かったのは、「母の白滝」。
痛めた足を気にかけながらも、その場所をこの目で見たくて、ゆっくりと歩いていきます。


母の白滝と記された石碑


ミツマタ(三椏)静かに、春がほどけていく。

木々に囲まれた山道を下るたび、
周囲の音が少しずつ遠のき、代わりに水の気配が近づいてきました。

やがて現れたのは、木でつくられた小さな鳥居。
まるで、静かな物語の入口のように、そっとそこに在りました。


鳥居の先の静かな水音に誘われます。


一歩、また一歩と近づくにつれ、
水の音がやさしく、しかし確かに響きはじめます。

その先に見えたのは、
白い糸のように、静かに流れ落ちる滝の姿でした。

鳥居をくぐり、さらに進むと、
滝のふもとに、小さな社がひっそりと佇んでいます。


穏やかな滝にいやされました。

そっと手を合わせ、
滝の音に身をゆだねながら、ただ静かに見つめていました。

流れ続ける水の音は、何かを語るでもなく、
ただ、ここに在ることの静けさを、深く伝えてくるようでした。

あの場所で感じた時間は、きっと今も、変わらず流れ続けている。

そう思うと、また静かに、あの道を辿りたくなります。

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