透明なキズにも【見えない傷で孤独になるあなたへ、そっと寄り添いたい歌】
【Intro】
「大丈夫?」が 風にのって
見える痛みへ ふわり降りる
わたしも同じように 祈ってる
早く良くなってね ほんとに思う
…なのに胸の奥
小さく つねる子がいる
【Interlude1】
【Verse 1】
優しい言葉は あったかい毛布
届くべき場所へ ちゃんと届く
それを見てるわたしは いい人で
ちゃんと頷いて 笑ってみせる
でもね 透明な傷は
撫でられ方が わからない
【Pre-Chorus 1】
「わたしじゃない」って 呟いた瞬間
喉がきゅっと 子どもみたい
恥ずかしい みっともない
それでも 心は
包まれたいって 言ってる
【Chorus】
ねえ わたしにも ちょうだい
見えて聞こえる祈りを ひと粒
がんばってるふりの ほっぺたに
透明ばんそうこう 貼ってよ
強がりの裏の 泣き虫を
かわいいって 言ってよ
ねえ 少しだけでいい
優しさの中に 入れて
【Verse 2】
見えない傷は 説明が長い
言葉を出すほど うすっぺらくなる
だから黙って 平気な顔で
なんでもないふりを 先に置く
ほんとは そのえんぎが
わたしを ひとりにするのに
【Pre-Chorus 2】
いじけるの当然だよ って
自分で自分に 言ってみる
ちょっとだけ 許可を出す
涙は 出ないままでも
胸が 少しやわらぐ
【Chorus 2】
ねえ わたしにも ちょうだい
上手な言葉じゃなくていい
「ここにいるよ」って 短い灯り
それだけで 息が戻る
羨ましいって 気持ちごと
抱きしめて 笑える日まで
ねえ 今のわたしを
置いていかないで
【Interlude2】
【Bridge】
大人の仮面の 縫い目のところ
夜になると ほどけてく
“弱いままでも それでいい”
誰かの声が ほしい
…でもまずは
わたしが わたしの手を取る
「いいよ」って 囁く
「かわいいよ」って 言ってみる
【Final Chorus】
ねえ わたしにも ちょうだい
「こなせて、すごいね。」を ひと粒
見えない傷にも 似合うような
やさしい色の ばんそうこう
がんばれない日も 抱えたまま
歩けるって 信じたい
ねえ 明日はきっと
優しさの中で 眠れる
【Outro】
“叶わない”って 決めつける前に
ひとつ 深呼吸
透明のままでも
わたしは ここにいる
