【AI漫画】 体温で「好き」がわかる


「もう寝る?」
朝方、そう聞いた声が、思ったより掠れていた。
腕の中でリサが小さく首を振る。
眠くない、というより――離れたくない、という仕草。
その距離感に、いつも敵わない。
首筋に鼻先を埋めてくるリサの息が、耳のすぐ近くで聞こえる。
くすぐったさに笑いそうになるのに、笑えない。
彼女の指が、俺の胸元の紐をもてあそぶように動くたび、鼓動が速くなっているのがバレている気がした。
「奏、今ちょっとドキドキしてる?」
耳元でそう囁かれて、隠しようがなかった。
リサの手のひらを、そっと自分の胸に押し当てる。
「ほら」
「あ……速い……」
嬉しそうに笑うリサの吐息が、肌に触れる。
その温度だけで、頭の中が全部彼女でいっぱいになる。
抱き寄せる腕に、少しだけ力を込めた。
「今日はまだ、離す気ないから」
リサが小さく笑って、俺の胸に頬をすり寄せる。
言葉より先に、体温が「好き」を伝えてくる。
こういう瞬間が、いつまでも終わらなければいいと思う。
