座右の銘|一盆の土の中でも・・・
梅は花を咲かせ春を呼ぶ。二十歳の頃から、大切にしている座右の銘です。
「千載の孤根土一盆 無辺の春色窓前に満つ」
(せんさいのここん つちいちぼん むへんのしゅんしょく そうぜんにみつ)
もともとは漢詩で、「たとえ一盆の土でも、その根が千年続くように、無限の春の息吹が目の前を満たしている」という意味に通じるそうです。
欲を追いかけてもキリがないからこそ、“足るを知る”ことが大切だ、という教えでもあります。
生き様を大切に
どんなに日当たりの良い場所で育つ木が銘木とは限らないように、たとえ大金や名声を得ようとも、それだけでは心は満たされません。
僕にとっては、この座右の銘に込められた「足るを知る」という考えこそ、自分が誇れる生き様につながると思ってます。
自分にとって本当に価値があるものを見極め、過ぎたるを求めない。その気持ちを忘れずに生きていきたい――十年以上経っても変わらず、そう強く感じています。
