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「柔らかさ」が最強の武器だった。超一流アスリート、羽生結弦と山本由伸が体現する"螺旋の美学"

「柔らかさ」が最強の武器だった。

羽生結弦と山本由伸が体現する"螺旋の美学" ※写真はイメージです


どーも、セオドアアカデミーです。

フィギュアスケートと野球。

 まったく違う競技のトップアスリート、羽生結弦選手と山本由伸投手に、実は「同じ秘密」が隠されていたとしたら?

その秘密のキーワードが、「テンセグリティ」と「螺旋(捻転)」

ちょっと難しそうな言葉ですが、今回は、その美しさの謎を、一緒に掘り下げていきましょう。

読み終わる頃には、「あの柔らかさって、実は最強だったんだ!」と感じていただけるはずです。

セオドアアカデミー独自まとめ

まず「テンセグリティ」って何?

少し想像してみてください。

テントのポールって、一本一本は細くてフニャフニャですよね。でも、ロープで張り合わせると、すごく強くなる。あれです。

人間の身体も同じで、骨(硬さ)と筋膜・腱・筋肉(柔らかい張力)が組み合わさって、全体として強い構造を作っています。これを「生体テンセグリティ」と呼びます。

もともとは建築家・バックミンスター・フラーが提唱した「張力が連続し、圧縮が離散する構造」という概念
 それが生体力学の世界に応用され、「筋膜・腱・靭帯などの張力ネットワーク+骨の圧縮要素」として人体を読み解くモデルとして注目されています。

ポイントは、「部分的にパワーアップするより、全体のネットワークを整えたほうが、ずっと強くなれる」という考え方です。

そして、このネットワークが最も効率よくエネルギーを生み出す動きこそが「螺旋(捻転)」なんです。

補足: 生体テンセグリティは「有用なモデル(見取り図)」であり、体液・内臓・血管神経などの要素をどう扱うかについては研究者間でも議論が続く発展途上の理論です。「完成した証明理論」ではなく、身体を全体として理解するための優れた視点として活用されています。


山本由伸投手の「放つ螺旋」ムチのように、しなやかに

山本投手を見て、こう思ったことはありませんか?

「なんであんなに力感がないのに、あんなに速い球が投げられるの?」

実はそれ、力を入れていないから速いんです。正確には、「全身でつくった螺旋のエネルギーを、無駄なくボールに伝えているから」速い。キレがある。

「まず、ちゃんと立つ」から始まる

山本投手のトレーニングの根本は、驚くほどシンプルです。

柔道整復師の矢田修さんが考案した「BCエクササイズ(BCトータルバランスシステム)」。この出会いが、山本投手を変えました。プロ入り1年目、18歳のとき。当時は右肘の張りに悩んでいたそうです。

矢田さんが最初に山本投手に教えたのは、筋トレでも走り込みでもなく「正しく立つこと」。

山本投手本人はこう振り返っています。「自分では真っすぐ立てているつもりでいたんですけど、まったくそれはちゃんと立てているとはいえなくて。『これ、真っすぐ立てていないんだ』というところから始まりました」。

矢田さんの言葉は明快です。「正しく立てない者は、正しく歩くことはできない。正しく歩くことができない者は、正しく投げることはできない」。

家の土台が歪んでいたら、いくら豪華な内装にしても崩れる——それと同じ発想ですよね。

今回概要まとめ図

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