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50代おひとりさまが本当に怖いのは、お金じゃない

「老後のお金、足りるかな」そう考えると、
夜中に目が覚めることがありませんか?

2,000万円問題、インフレ、年金の先行き不透明感。ニュースを見るたびに不安が積み上がって、でも何から手をつければいいかわからなくて、とりあえず節約だけしている。
私も、そうでした。

NISAを始めて、確定拠出年金を増やして、家計簿アプリを入れて。お金の備えは少しずつ整えてきた。でもあるとき、ふと気づいたんです。
お金の心配ばかりしていて、それ以外のことを何も考えていなかった、と。

ひとり暮らしの老後に本当に怖いのは、
実はお金だけじゃない。

今日は、お金の話より先にしておきたい
「備え」について、正直に書きます。
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■ 備え① 「緊急連絡先」は、今すぐ確認してほしい

突然ですが、聞かせてください。
今あなたが倒れたとき、誰に連絡がいきますか?
独身でひとり暮らしの場合、この問いが意外と答えにくい。親はすでに高齢か他界している。兄弟とは疎遠。子どもはいない、または遠方に住んでいる。
緊急連絡先の欄に書く名前が、すぐに浮かばない。
私がこれを真剣に考えたのは、健康診断の問診票に「緊急連絡先」を書こうとしたときでした。ペンを持ったまま、しばらく止まってしまった。
「いざというとき、誰が動いてくれるんだろう」
お金がいくらあっても、倒れたときに気づいてくれる人がいなければ意味がない。

これがひとり老後の、最初にして最大のリスクだと気づきました。

まず今日できること。信頼できる友人や知人に「何かあったときに連絡先として名前を使わせてほしい」とお願いしてみてください。頼むのは勇気がいるけれど、聞かれた方も意外と快く引き受けてくれることが多いです。
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■ 備え② 「友人関係」は、お金で買えない最大の資産

老後の孤独リスクについて、こんなデータがあります。孤独は健康に対して、1日15本タバコを吸うのと同じくらいの悪影響を与えるという研究結果が複数報告されています。

これを初めて読んだとき、正直ぞっとしました。
50代になると、友人関係が自然と変化します。結婚した友人は家族優先になり、転勤や引越しで疎遠になる人も出てくる。

気づけば「気軽に連絡できる人」が少なくなっていた、という方は多いと思います。

私自身、数年前に大きな転機があったとき、支えてくれたのは長年の友人たちでした。お金では絶対に買えない安心感がそこにあった。

友人関係は、意識して育てないと自然に薄れていきます。

今すぐできることは、最近連絡していない友人に一通メッセージを送ること。近況を聞くだけでいい。それだけで関係はまた動き始めます。
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■ 備え③ 「健康」への投資は、老後費用の節約でもある
老後にかかる

お金の多くは、医療費と介護費です。
2,000万円問題が話題になりますが、その内訳をよく見ると、医療・介護関連の支出が大きな割合を占めています。逆に言えば、健康でいられる期間が長ければ、必要なお金は大きく減る。

健康への投資は、老後資金の節約でもあるんです。
私が実際に意識していること。毎年の健康診断を欠かさない、歯のメンテナンスを定期的に受ける、歩く習慣を続ける。

地味なことばかりですが、この積み重ねが
10年後の自分を作ります。

特に歯は盲点です。歯の治療費は保険が効かないものも多く、放置すると高額になる。しかも歯が悪くなると食事が制限され、栄養状態が崩れ、認知症リスクも上がるとも言われています。

「お金の管理より先に、体の管理」。これが私の今の優先順位です。
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■ 備え④ 「自分の意思」を書き残しておく

これ、一番後回しにしがちなことです。
もし自分が突然意識を失ったとき、延命治療を望むかどうか。財産をどう扱ってほしいか。葬儀はどうするか。

誰かに伝えていますか?

ひとり暮らしの場合、意思を伝える相手がいないまま入院や死亡に至るケースが増えています。そうなると、病院や行政が対応に困り、本人が望まない形で物事が進むこともある。

エンディングノートは、「死ぬ準備」じゃないと
私は思っています。「自分の人生を、最後まで
自分で決める」ための道具です。

市販のエンディングノートは1,000円前後で買えます。全部埋める必要はない。まず「緊急連絡先」と「延命治療の希望」だけでも書いておくだけで、全然違います。
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■ 備え⑤ 「居場所」を複数持っておく

最後に、これが一番じわじわ効いてくる備えだと感じています。

「居場所」とは、物理的な家のことだけじゃありません。「ここにいていい」と感じられるコミュニティや関係性のことです。

職場だけが居場所になっていると、退職した瞬間に居場所がゼロになる。家族だけが居場所になっていると、その関係が変化したときに孤立する。
居場所は、複数あった方がいい。

趣味のグループ、地域のつながり、オンラインのコミュニティ、発信を通じて生まれる読者との関係。どれも立派な居場所です。

私がnoteやSNSで発信を続けているのも、
「海辺でひとり暮らす50代の私」と同じような
状況の誰かと、言葉でつながっていたいから
かもしれない。

お金の備えと並行して、居場所を育てること。これが、老後の「心の安全資産」になると思っています。
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■ まとめ

ひとりの老後に備えるべきこと、
整理すると5つです。

⚫︎緊急連絡先を確認する
⚫︎友人関係を意識して育てる
⚫︎健康への投資を続ける
⚫︎自分の意思を書き残す
⚫︎居場所を複数持つ

お金の備えは大事です。NISAも確定拠出年金も、続けていくべきだと思っています。

でも、お金があっても孤独で不健康では、
豊かな老後とは言えない。

「お金の不安」を解消することと、「生きていく土台」を整えることは、両輪で進めていくものだと、50代の今、強く感じています。
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【今日できること、一つだけ】

まず、信頼できる友人に一通メッセージを送ってみてください。近況を聞くだけでいい。「最近どう?」の一言でいい。

その小さな行動が、老後の「最大の資産」を育てる第一歩になります。
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※この記事は私個人の体験と考えをもとにしています。医療・法律・資産運用に関することは、専門家にご相談ください。

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