NISA続けてる? 長期投資の重要性を改めて考える
投資を始めた当初は
熱心に口座をチェックしていたのに、
最近はNISAの存在すら忘れかけている――
そんな方はいませんか?
2024年から新しいNISA制度がスタートし、
多くの人が投資を始めましたが、
実は「続けること」こそが
最大の難関なのです。
今回は、
長期投資の重要性から
NISAを続けるための工夫まで
詳しく解説していきます。
なぜNISAを続けられないのか?
NISA口座を開設したものの、
途中で積立をやめてしまう人は
少なくありません。
その理由はさまざまですが、
最も多いのが
「相場の変動に耐えられない」
というものです。
投資を始めた直後に市場が下落すると、
含み損を抱えて不安になります。
「このまま続けて大丈夫なのか」
「損失が膨らむ前にやめるべきでは」
という心理が働き、
積立を停止してしまうのです。
また、逆に相場が好調なときには
「もう十分儲かった」
と満足して利益確定してしまい、
そのまま投資から
離れてしまうケースもあります。
日々の生活に追われて
投資のことを忘れてしまい、
気づけば数ヶ月も積立設定を放置していた、
という声もよく聞きます。
投資は地味で退屈な作業の連続です。
派手な成果がすぐに出るわけではないため、
モチベーションを維持するのが難しいのです。
長期投資が重要である本質的な理由
では、なぜ長期投資が
重要なのでしょうか?
それは単に
「時間をかければ儲かる」
という単純な話ではありません。
■ 複利効果の威力
長期投資の
最大の武器は複利効果です。
利益が利益を生み、
雪だるま式に資産が増えていく仕組みは、
時間が経てば経つほど強力になります。
例えば、
年率5%で運用した場合、
元本100万円は
10年で約163万円、
20年で約265万円、
30年で約432万円になります。
最初の10年で増えた63万円が、
次の10年では102万円、
その次の10年では167万円と、
増加額そのものが加速していくのです。
■ 時間の分散効果
長期投資は、
購入時期を分散することで
価格変動のリスクを抑えます。
毎月一定額を積み立てる
「ドルコスト平均法」を実践すれば、
高値のときには少なく、
安値のときには多く買うことができ、
平均購入単価を抑えられます。
(平均購入単価が低ければ低いほど、利益が出やすくなります)
短期間だけ投資して
相場の高値で買ってしまうと、
その後の下落局面で大きな損失を
抱えるリスクがありますが、
長期で続けることでこのリスクを
軽減できるのです。
■ 経済成長の果実を得る
世界経済は長期的には
成長を続けてきました。
短期的には戦争、金融危機、
パンデミックなど様々な
危機がありましたが、
人類は技術革新と生産性向上によって
経済を発展させてきたのです。
長期投資とは、
この経済成長の果実を
受け取ることに他なりません。
短期的な上下動に
一喜一憂するのではなく、
人類の発展を信じて投資を続けることが、
長期投資の本質です。
実際のデータが示す長期投資の効果
過去のデータを見ると、
長期投資の有効性は明らかです。
米国株式市場を代表するS&P500指数は、
1年間の投資期間で見ると、
過去のデータでは約25%の確率で
マイナスリターンとなっています。
しかし、投資期間を10年に延ばすと、
マイナスリターンの確率は大幅に低下します。
さらに20年以上の投資期間では、
歴史的にほぼすべての期間で
プラスのリターンを記録しているのです。
日本株式も同様です。
バブル崩壊後の
「失われた30年」
と呼ばれる時期でさえ、
配当を再投資しながら長期保有していれば、
多くの期間でプラスリターンを
得られたというデータがあります。
つまり、短期的な
価格変動は避けられませんが、
長期で保有し続けることで、
その変動を乗り越えて
資産を増やせる可能性が高まるのです。
NISAを続けるための具体的な工夫
では、どうすれば
NISAを続けられるのでしょうか?
■ 自動積立設定を徹底する
最も重要なのは、
自動積立設定を活用することです。
給料日の直後に自動で
引き落とされるよう設定すれば、
意識せずとも投資を続けられます。
「余裕があれば投資しよう」
という姿勢では、
いつまでも余裕は生まれません。
先に投資分を確保し、
残ったお金で生活する習慣を作りましょう。
■ 相場を見すぎない
毎日株価をチェックする
必要はありません。
むしろ、頻繁に確認することで一喜一憂し、
感情的な判断をしてしまう危険があります。
年に数回、
資産状況を確認する程度で十分です。
投資は忘れているくらいが
ちょうど良いのです。
■ 目的を明確にする
「なんとなく」
投資しているだけでは、
困難な時期に続ける動機が生まれません。
老後資金のため、
子どもの教育資金のため、
住宅購入の頭金のためなど、
具体的な目的を設定しましょう。
目標金額と達成時期を決めることで、
今の積立額が適切かも判断できます。
■ 少額から始めて無理をしない
投資は余裕資金で
行うのが鉄則です。
生活費を削ってまで
投資する必要はありません。
月1万円からでも十分です。
少額でも長期間続けることで、
複利効果によって大きな資産を
築くことができます。
無理な金額で始めて
途中でやめてしまうより、
少額でも長く続ける方がはるかに効果的です。
最後に:今日から再スタートしよう
もしNISAの積立を
止めてしまっているなら、
今日から再開しましょう。
過去に損失を出したかもしれませんが、
それは過去の話です。
重要なのは、
これからどうするかです。
投資の成功は、
優れた銘柄を選ぶことではなく、
平凡な商品を長期間保有し
続けることで達成されます。
(例えば、オルカンですね。信託報酬が極限まで安く、長期投資に向いています)
市場のタイミングを
読もうとする必要もありません。
ただ、淡々と続けること。
それだけです。
新しいNISA制度は
非課税期間が無期限になり、
年間投資枠も拡大しました。
生涯にわたって使える
資産形成のツールです。
この制度を最大限活用するためには、
何よりも「続けること」が求められます。
10年後、20年後の
自分に感謝されるために、
今日からまたNISAを始めましょう。
未来の自分への最高の贈り物は、
今日の一歩から始まるのです。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!この記事が参加している募集
この記事は noteマネー にピックアップされました

