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積立投資の終盤で暴落が来たら? リスク回避と出口戦略を徹底解説

積立投資は
「時間を味方につける投資手法」
として知られています。

コツコツと長期にわたり
積み立てていくことで、
相場の上下動に振り回されにくく、
リスクを平準化しながら
資産を増やしていける点が強みです。

しかし、多くの投資家が気にするのが
「積立の終盤」に起こる
大きな相場の暴落です。

もし老後資金や将来の目標金額が
見えてきた段階で急落が起きたら、
それまでの努力が
無駄になってしまうのではないか…
と考え、
不安に感じる人もいるでしょう。

ここでは、
その不安に向き合いながら、
実際に積立投資の終盤で
暴落が起きた場合に
どのような影響があり、
どんな備えや対策が
考えられるのか
を整理していきます。


積立の終盤での暴落が不安な理由

積立投資の序盤中盤で暴落が来ると、
むしろ「安く買えるチャンス」になります。

長期投資では、
安値で多くの口数を買えること
将来のリターンに
プラスに働くからです。

しかし、終盤になると
次のような理由で
暴落が不安になります。

  • 資産額が膨らんでいるため、評価額の下落幅が大きい

  • 運用期間が残り少なく、回復を待つ時間が限られる

  • 老後資金や学費など、具体的に使う目的が近づいている

例えば、
30年間の積立投資を計画していて、
あと3年で引き出す予定のときに
50%の暴落が起きれば、
想定した生活設計や資金計画に
大きな支障が出かねません。

暴落はいつ来るかわからない

投資をするうえで最も難しいのは
「相場がいつ上がり下がりするかを予測すること」
です。

特に暴落は、いつ、
どの程度の規模で訪れるのかを
正確に予測することが
ほぼ不可能です。

リーマンショックやコロナショックを
事前に的確に予測した投資家は
ごく一部しかいません。

したがって
「暴落が終盤に来ないことを祈る」
よりも、
「もし来た場合でも大きなダメージを避けられる設計」
を事前に考えておくことが現実的です。

終盤の暴落への備え方

■ 1. 資産の取り崩し方をデザインする

積立投資の終盤は
「貯める」フェーズから
「使う」フェーズ
シフトする時期です。

一度に資産を現金化せず、
分割して取り崩すことで
暴落リスクを軽減できます。

例えば5年間で段階的に
引き出していく方法
をとれば、
取り崩し直前の暴落に直撃する
確率を下げられます。

■ 2. リスク資産と安全資産の割合を調整する

長期投資の基本は株式などの
リスク資産を中心に
増やしていくことですが、
ゴールが近づいたら債券現金などの
安全資産を増やすのも重要です。

例えば、
60歳で引退予定なら55歳頃から
徐々に株式比率を下げ、
安全資産の割合を高めることで
暴落時の下落幅を抑えられます。

■ 3. 暴落を「一時的な数字の揺らぎ」と捉える

もし運用を続ける前提であれば、
終盤の暴落も
「使う時期さえズラせば問題にならない」
可能性があります。

退職金年金など
他の収入源がある人は、
資産を取り崩す時期に
柔軟性を持たせることが有効です。

■ 4. 生活費の数年分は現金で確保する

暴落に左右されず必要資金を
確実に確保するために、
生活費や学費など近々必要となる資金は
現金定期預金に分けて
持っておくのも安心です。

こうしておけば、
市場が下がっても生活に
直接的な影響は及びません。

『生活防衛資金』的な考え方ですね。暴落時は『生活防衛資金』から使って、株価が回復するまで運用資金は取り崩さない

終盤の暴落を実際にシミュレーションしてみる

仮に30年間の投資を続け、
最後の3年で暴落が来るケース
イメージしてみます。

  • 30年間の積立額:毎月3万円、合計 1080万円

  • 想定利回り:年5%で運用

  • 27年間順調に増えた場合、資産額はおよそ2200万円前後

ここでリーマンショック級の
50%暴落が終盤に発生した場合、
資産額は約1100万円まで落ち込みます。

積立元本とほぼ同じ水準となり、
長年のリターンが吹き飛ぶ計算です。

これは極端な例ですが、
十分に備えを考える
必要があることが分かります。

精神的に振り回されないための考え方

■ 出口戦略は投資と同じくらい大事

投資は始めることより、
終わらせ方が難しいものです。
出口戦略を持っておくことで、
暴落に遭遇しても冷静に判断できます。

■ 最悪の事態を想定しておく

もし終盤で50%失うとしたら
どう行動するかを
事前に考えておくことが、
実際の暴落時に慌てない秘訣になります。

■ 100点満点を狙わない

資産形成にはある程度のブレや
予想外の出来事がつきものです。
完璧に底値を避けることは不可能なので、
「減ることもある」
割り切る姿勢も大切です。

まとめ

積立投資は長期目線で見れば
非常に有効な手段ですが、
「終盤の暴落」というリスクは
誰にでも起こりえます。

だからこそ、
運用後半に入ったら以下のような
対策を考えておく必要があります。

  • 段階的に取り崩す

  • 安全資産の比率を高める

  • 数年分の生活費は現金で確保する

  • 出口戦略を持つ

暴落が来る「タイミング」は選べませんが、
暴落に振り回されない
「準備」は誰にでもできます。

積立投資を続けるうえで、
この出口戦略を考えることが
資産形成の最後の大事な一歩になるのです。

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