曲をつくるときに選択肢は多いほどいいのか。Claudeに教わった逆転の発想
Claudeと一緒にどのように音楽制作に向き合っているのか。試行錯誤のプロセスをご紹介するこのnote、今日は11曲目をご紹介します。
今回の曲について Transient

テンポは速いのに、雰囲気はゆったりしている。そんな組み合わせ、想像できますか?
アンビエントに近い、ゆったりとした質感なのに、テンポは130BPM。
これまでで一番速い数字です。
トラックはエレピ、環境音のリズム、シンセベースの3つだけ。和音もなし。
これまでで一番音数が少ない曲になりました。
11曲つくってきて、この制作環境にも少しずつ慣れてきました。
慣れてきたタイミングだからこそ、あえて制約を追加してみたらどんなアイデアが出てくるか、試してみたくなった曲です。
選択肢は多いほどいいのか
選択肢が多いと、逆に手が止まることがあります。
今回は自由度を上げるのではなく、下げる方向に振ってみました。
もうひとつ変えたのが制作の順番です。
これまではフレーズをつくってから最後にエフェクトやオートメーションを試していましたが、今回は逆。
フレーズをつくる段階から「ここにこういうオートメーションをかける」と決めた上で、それを前提にメロディやリズムを組み立てていきました。
具体的には、ディレイのDry/Wetをかなりドラスティックに動かしています。
じわっと変化させるのではなく、ぐっと上がってぐっと下がる。
シンセベースには変拍子のフレーズを使い、フィルターのオートメーションも同じように動かしました。
音数が少ない分、変化がそのまま耳に届きます。
足し算で埋めるのではなく、引き算で空いた場所に動きを置く、という感じで進めました。
つくり始める前のきっかけ
11曲目に入る前、Claudeに方向性を相談しました。
「考えすぎても前に進まない」という話をしたところ、アドバイスをしてくれました。

トラック数を絞るという案にピンときて、それが今回の「3トラック、和音なし」につながっています。
自分では開けていなかった引き出しを開けてもらったおかげで、気に入った曲ができました。
今回つくった曲はこちらから聴けます。
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