見出し画像

保育士試験に挑戦!④(実技試験編)

「あこぎひと」です。
前回の「保育士試験に挑戦!③」の続きです。

実際の合格通知


筆記試験の再受験の結果、落としていた「子どもの食と栄養」は、無事に合格することができました。

これでようやく実技試験に進めます。
また落としてしまったらどうしようと思っていたので、本当にホッとしました。

実技試験の「音楽」は、「ゆりかごのうた」と「あひるの行列」をワンコーラスずつ、ピアノか、ギターか、アコーディオンのいずれかで伴奏しながら歌うことでした。

歌はあまりうまくはないのですが、ギターはそれなりに弾けます。
だからこれは、たぶん大丈夫。というか、歌は今さら急に上手くなりようがありません。(笑)

「言語」は、子どもたちの前を想定して、道具を使わずに3分間で昔話などを語り聞かせる(素話)試験です。いくつかの選択肢があったのですが、馴染みのある「ももたろう」を選びました。

この「言語」の練習は、思いのほか楽しかったです。
はじめはお手本の台本を読んでいたんですが、どうも面白くないんです。
なにせ、前職がテレビ番組などを作るディレクターをしてたので、3分の台本を作ればいいわけですよね。
だから「ここはこうしよう」「ここは省略しよう」
「最後は鬼と仲良くなった方が平和でいいかも」
などと、けっこう自由に手を入れたんです。

そして、ストップウォッチを持って練習して微調整して3分ぴったりに収まるようにしました。

あとは当日、緊張して速くなったり、遅くなったりしなければ大丈夫だと思います。

そして2021年12月12日(日)、ついに実技試験、本番の日となりました。

植草学園大学キャンパスと 相棒のギターと音楽の実技を待っているところ


実技試験の会場は、千葉市にある植草学園大学でした。
千葉都市モノレールで行くと便利な場所です。

実は千葉に住んでいながら、開業してから30年も経っているのにモノレールに一度も乗ったことがなかったんです。だからとってもいい機会になりました。

というわけで、ちょっとウキウキした気分で試験会場に到着。
教室に入ってオリエンテーションを受けました。

これ、会場に着いてから気が付いたんですが、絵を描く「造形」は、試験時間が45分ありますが、「音楽」と「言語」は、一人3分くらいだけど、ひとりひとり受験していくので待ち時間が多いんですよね。

この待ち時間は何もすることがないんです。
筆記試験ならテキストを見ていればいいけど、ギターを弾くわけにもいかないですからねぇ~。

てな感じで、ぼんやり待っていると数人ずつ呼ばれて「音楽」からはじまりました。

ギターの人はほとんどいないですね。
でも数人、抱えている人を見かけました。
アコーディオンはさすがに誰もいないようです。(見てみたかった!)
やっぱりみんなピアノなんですね。
試験室の前に来ると、前に受けている人のピアノの音が漏れ聞こえてきます。

「おっ、この人は上手だなぁ」「あれ、この人、止まっちゃったよ」とか悲喜こもごもな様子が伝わってきます。

そしてボクの番になりました。
ギターはチューニングが狂いやすいので事前にしっかり合わせて、と。
試験官お二人の前で「ゆりかごのうた」と「あひるの行列」を歌います。
これがなんかちょっと照れ臭いんですよねぇ~。
だけど思い切って歌わなくちゃ。
と、思っているうちに終わってしまいました。

またしばらく待って、今度は「言語」です。

実際の試験室


ここも前の人の声が聞こえてきます。

ボクの前の人が やたら力が入って大熱演。大きな声が聞こえてきます。
だけど、これは少しやり過ぎなんじゃないかなぁ~という感じです。

そしてボクの番になりました。
部屋に入ると2人の試験官がいました。
試験官が「お願いします」と言って、時計のボタンを押して試験がスタートします。
この試験では「それでは桃太郎のお話をしますね」と言って、目の前に子どもたちがいる想定で話しはじめます。

前の人のようにあんまり熱量が高すぎて、子どもたちが怖がらない程度に話して、身振り手振りには落語の要素も取り入れてみました。
そうして最後に「おしまい」と言って終わるのですが、「おしまい」と言った瞬間、時計がピピッピピッ! なんと3分ピッタリでした。
うぉぅ、ばっちり! どんなもんだい、と嬉しくなってしまいました。

実技試験は、自分が終わってしまえば終わりです。
ボクは順番が早かったので早々に終わって帰宅しました。

実際の合格通知書


しばらくして結果が送られてきました。

実技試験は一発合格でした。
長年やってきたギターを演奏した「音楽」より、「言語」の方が成績が良かったのが笑えます。まあ、人生、何が役に立つかわからないものですね。

これで無事に保育士の資格は取れることになりました。

ですが、問題は就職です。

果たして、子育て経験もないシニア男性保育士を採用してくれる保育園があるのでしょうか?

さて、どうなるーーー?


「シニア男性保育士、就職できるか?」につづく)


執筆:あこぎひと