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メトロンズ #09 『No Sing, No End!』

便利な時代になりました。

何かをオススメしたいとき、それにまつわる動画なり画像なりが大抵ネットに転がっている。ので、まずそれを提供してから話をスタートさせることができる。

ですので、こちらをご覧ください。
といっても、全部で1時間25分ある映像です。素直に観ていただけるとは思ってないし、逆にこの時点で全部を観たら「え、マジで観たの?」と、お願いしたこっちが、少し変な目であなたを見るかもしれない。

ま、でも観てみてください。観てなくても、「私は観ましたよ」というテイで以下の文章をお読みください。こちらも「観てないけど『私は観ましたよ』というテイで読んでくれてる人なんだな」という、テイを内包したテイで書き進めてまいります。


本当にね、掛け値なしにとてつもなく面白いんです。

観たあと、ずっとメトロンズがいるんですよ、頭の中に。
ミーハーなこと言いますが、映画『国宝』や鬼滅の刃も、そんなことありませんか? というか僕はそうでした。
観終わったあと、満足感・充足感がハンパないのに、もっともっとその作品を浴びたい。そうでなくても、いつの間にか、さっき観たものをポジティブな意味で反芻している。

今挙げた作品を観てない方でも、
"面白いものには中毒性がある"
"面白いものはしばらく引きずる"
といった考えには、概ね賛同していただけますよね。


メトロンズもそうなんです。

観た後ね、しばらく面白いんです。

抜け出せないんです、しばらく。

頭の中を支配するんです、メトロンズが。


劇場を離れるときに爆笑が爆発したシーンを思い出し、
電車に乗って、あの演者の、あの一言を思い出し、
家に帰ってYouTubeを漁って。

一言にまとめると、「虜」になってるんですね。

どうしてそんなワードがここで出てくるの? でもその言葉が今この瞬間一番面白かったと納得してしまう言葉選び。

あけれるだけあけて、どこまで続くかわからないほどの間と、そのあとに放つツッコミの一言。

1個も共感できない考えと、ものすごく同意できる"あるある"を同居させる、とても変なキャラクターたち。

演技が、熱が、間が、哀愁が。それら全部取り込んだ、"笑い"がえげつないんです。
とてもダサい表現ですが、笑いのストームみたいなものが、何度も何度も巻き起こったり押し寄せたりする公演に、虜にならずにはいられないんです。

もうね、ただただ不思議です。

なんであんな脚本が書けるのか。
なんであんな演技ができるのか。
なんであんな笑いを生めるのか。
以前も書きましたが、"どうして全員面白いのか"。


今回は関町がお休みで、客演のお2人を迎えての公演でしたが、やはり全員が面白かった。


これを読んだ「メトロンズをまだ観たことない人」には、ぜひともメトロンズを体感していただきたい。
ここに書いた感覚をご自身で味わって、共感に変えてもらいたい。
もちろん「笑いには好みがある」、というのは百も承知です。しかし、「好みがどうか」をまず確かめていただきたいんです。

いまここでは、ほぼ"側"のプレゼンに終始しています。
「ならばどこがどう面白いんだ」と、具体的なことを聞きたい方がおられるやもしれません。が、それを文章で上手く表現するほど難しいものはなく、何より観ていただくのが一番早い。
そこで、冒頭の動画の話になるんですね。
こちら(メトロンズの他の作品でも)をご覧いただくのが、メトロンズの面白さの一番の説明になりますので。


この文章をアップした日が千秋楽だそうです。
前売りは完売か完売に近いでしょうが、当日券はあるかも(詳しくなくてごめんなさい)。
ただ、配信チケットがありますので、そちらをぜひとも。
これまでの公演はYouTubeにアップされていますが、今回の公演がアップされる確約はありませんからね。


メトロンズは1年に2回ほどのペースで公演をうっていて(このクオリティをそんなハイペースで!?という点もホントに異常)、次回公演もほどなく行われるでしょう。

いずれチケットの取れない劇団になるでしょうし、なってほしい思いがあってこれを書いてますが、そうなると自分が見れないというジレンマはありますよね。

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ブロードキャスト!!房野 本当にありがとうございます!! 先にお礼を言っときます!